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市況  3月30日

投資被害について


NY株式:ダウは69ドル高
NYダウ 終値 :20728.49 前日比:+69.17
    始値 :20662.79 高値 :20753.78 安値 :20643.60

30日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は69.17ドル高の20728.49、ナスダックは16.80ポイント高の5914.34で取引を終了した。
堅調な10-12月期GDP確定値や、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、米景気への楽観的な見方が優勢となり、買いが先行。トランプ政権に対する先行き不透明感が上値を抑えたが、原油相場の上昇も好感され、終日堅調推移となった。

30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円00銭へいつたん軟化したのち、111円94銭まで上昇して引けた。
トランプ米政権が為替操作国を追及する手段を模索しているとの報道を受けて、一時ドル買いが後退。しかし、米10-12月期国内総生産、個人消費確報値が予想以上に改定値から上方修正されたほか、メスター・クリーブランド連銀総裁も「一段の利上げが必要」との見解を再表明したため米連邦公開市場委員会が利上げペースを加速させるとの思惑が強まりドル買いに拍車がかかった。

30日のニューヨーク原油先物5月限は3日続伸。49.27ドルから50.47ドルのレンジで推移。
クウェートのマルズーク石油相が「6月までとなっている減産期間の延長を支持する」と発言。この内容を受けて、輸出国機構加盟国・非加盟国が減産措置を延長するとの期待が高まった。

USバンクの投資マネジャー、マーク・ワトキンス氏は電話取材に対し、「減産延長の可能性はあるようだ」とし、「OPECとその同盟国を巡る懐疑論はあるが、成功に向かっていることを示唆する兆候が幾つかある」と話した。

チャートでは、200日移動平均線を上抜けたほか、25日移動平均線も上回っている。終値ベースで50ドル台を回復するのは3月8日以来となる。

ニューヨーク金先物は続落、6月限終値は1248.00ドル、マイナス8.80ドル。
GDP上方修正などで米国株が堅調推移となったことから、金はさえない展開となった。ドル指数が100.600まで上昇するなど、ドルが主要通貨に対して強含んだこともマイナス視された。

日足チャートでは、25日移動平均線(1236ドル水準)を上回っているが、200日移動平均線を前に反発一服。