投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

市況  4月20日

投資被害について


NY株式:ダウは174ドル高
NYダウ 終値:20578.71 前日比:174.22
    始値:20406.68 高値:20629.78 安値:20406.68

20日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は174.22ドル高の20578.71、ナスダックは53.74ポイント高の5916.78で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感されたほか、週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となり、買いが先行。財務長官がまもなく税制改革案を公表すると発言したほか、共和党内でオバマケア代替法案についての議論が進んでいるとの報道もあり、政策期待から終日堅調推移となった。ナスダック総合指数は最高値を更新した。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円98銭から109円49銭まで上昇。
日本銀行の黒田総裁はインタビューで、「物価目標達成がかなり先で出口戦略を協議するのは時期尚早」との見方を示したことから、ドル買い・円売りが優勢となった。
また、トランプ米政権による経済政策への期待が再び高まったこともドル買いを促した。ムニューシン米財務長官はワシントンのイベントで、「米国経済で成長を生むことが最優先課題」と主張し、徹底した税制改革案成立に向けて前進していることを明らかにした。

ニューヨーク原油先物5月限は小幅続落、5月限終値は50.27ドル、マイナス0.17ドル。
供給超過に対する警戒感は消えていないことが原油先物の反発を抑えた。
石油輸出国機構加盟国の当局者が原油減産合意を延長すると一部で報じられたが、材料視されなかったようだ。欧米株高は支援材料になるとみられているが、原油生産水準が大幅に低下しない場合、原油価格の安定は期待できないとの声が聞かれている。

チャートでは、100日移動平均線を大幅に下回る状態が続いている。

ニューヨーク金先物6月限は小幅反発、6月限終値は1283.80ドル、プラス0.40ドル。
ドル指数は99.8台と目立った動きは観測されなかったことで、金は動意に欠ける格好となった。週末のフランス大統領選挙の第一回投開票を前にポジション調整的な売買に終始した様子。

日足チャートでは、200日移動平均線を上回っている。昨年11月10日以来の1300ドル台回復を前に上値は重いが、200日線をサポートとした格好に。