投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

市況  4月24日

投資被害について


NY株式:ダウは216ドル高
NYダウ 終値:20763.89 前日比:+216.13
    始値:20723.59 高値:20792.20 安値:20723.59

24日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は216.13ドル高の20763.89、ナスダックは73.30ポイント高の5983.82で取引を終了した。
仏大統領選の第1回投票で欧州連合との協調路線をとるマクロン氏が優勢となり、欧州株が全面高となった流れから、米国株にも買いが先行。26日に発表が予定される米国の税制改革案に対する期待もあり、終日堅調推移となった。ナスダック総合指数は最高値を更新した。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円76銭で引けた。
この日発表された3月米シカゴ連銀全米活動指数と4月ダラス連動製造業活動指数は、市場予想を下回ったことが嫌気されたようだ。ニューヨーク時間の朝方は欧米株高を意識したドル買いが観測されたが、経済指標の悪化を受けて、ドルは伸び悩んだ。

ニューヨーク原油先物6月限は続落、6月限終値は49.23ドル、マイナス0.39ドル。
供給超過の思惑は後退せず、上値は重いままだった。米国内の石油リグ稼働数の増加が嫌気された。欧米株高はプラス材料との見方があったが、市場反応は乏しかったようだ。
市場関係者の間からは、「石油リグ稼働数が減少しない場合、生産増加見通しが強まり、相場を圧迫する」との声が聞かれている。

チャートでは、100日移動平均線を大幅に下回る状態が続いている。

ニューヨーク金先物6月限は反落、6月限終値は1277.50ドル、マイナス11.60ドル。
23日に実施されたフランス大統領選の第一回投開票で、中道派のマクロン候補がトップで通過したことからEU離脱への警戒感が後退。投資家心理がやや改善されたことで日米欧では株高となり、金は売り優勢となった。

日足チャートでは、200日移動平均線で下げ止まっている。昨年11月10日以来の1300ドル台回復を前に利益確定の流れが先行した。