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市況  5月25日

投資被害について


NY株式:ダウは70ドル高
NYダウ 終値:21082.95 前日比:+70.53
   始値:21062.96 高値:21112.32 安値:21051.41

25日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は70.53ドル高の21082.95、ナスダックは42.23ポイント高の6205.26で取引を終了した。
複数の主要小売決算が好感され、買いが先行。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、昨日のFOMC議事録を受けて、急激な金融引き締めに対する警戒感が後退し、終日堅調推移となった。S&P500、ナスダック総合指数が最高値を更新した。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円84銭で引けた。
米国株が続伸し、米国10年債利回りは2.24%台から2.26%台で上下するなかで、売り買いが交錯してもみ合いになった。NY原油先物は大幅安となったが、ドル・円の取引では特に意識されなかったようだ。

ニューヨーク原油先物は続落、7月限終値は48.90ドル、マイナス2.46ドル。
この日ウィーンで開催された石油輸出国機構の総会では、加盟国と非加盟産油国が9カ月の減産延長で合意した。しかし、それは市場で広く織り込み済みとして、減産規模の拡大などの措置がみられなかったことに失望感が広がり、売りが急速に強まった。なお、クウェート石油相によれば、「イランとナイジェリア、リビアの扱いは変わらない」としている。

ニューヨーク金先物8月限は反発、8月限終値は1259.80ドル、プラス3.30ドル。
前日のニューヨーク通常取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会議事録はややハト派的との見方から、米長期金利が低下しドルが下落
ニューヨーク金は、警戒感の後退や割安感の浮上により、買いが優勢になった。ただ、米株が続伸していることが重しとなり、上昇がやや抑えられるかたちになったとみられる。