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市況  6月6日

投資被害について


NY株式:ダウは47ドル安
NYダウ 終値:21136.23 前日比:-47.81
   始値:21145.48 高値:21180.47 安値:21118.46

6日の米国株式相場は下落。ダウ平均は47.81ドル安の21136.23、ナスダックは20.63ポイント安の6275.06で取引を終了した。
主要経済指標の発表が無い中、8日に実施される前FBI長官の議会証言、英国総選挙欧州中央銀行理事会への警戒感が強まり軟調推移となった。ただ原油相場の上昇を受けて、下値も限られた。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円40銭で引けた。
米国の4月JOLT求人件数が過去最高の増加となり、一時ドル買いになった後、8日のイベントリスク警戒や、ムニューシン米財務長官の為替言及を受けて、円買いが再燃した。

ニューヨーク原油先物は反発、7月限終値は48.19ドル、プラス0.79ドル。
クウェートのマールゾウク石油相が、「カタールは、原油減産合意に引き続きコミットしている」と述べたことが買い戻しにつながったとみられる。
また、あす7日に発表される米エネルギー情報局の週報について、国内全体の原油在庫が今回も減少すると予想されており、思惑的な買いも加わった可能性。本日のNY通常取引終了後に発表される全米石油協会の週間統計も注目される。