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市況  6月15日

投資被害について


NY株式:ダウは14ドル安
NYダウ 終値:21359.90 前日比:-14.66

15日の米国株式相場は下落。ダウ平均は14.66ドル安の21359.90、ナスダックは29.39ポイント安の6165.50で取引を終了した。
欧州株の下落を受けて売りが先行。また一部でインフレ低下のリスクが指摘される中、昨日連銀が利上げを実施し、年内の利上げ見通しやインフレ目標を据え置いたことも警戒された。
上昇の目立っていた大型ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となったが、引けにかけては下げ幅をやや縮小した。

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円94銭で引けた。
この日発表された米週次失業保険申請件数で労働市場が引き続き改善していることが明らかになり、また、地区連銀の最新製造業景況指数が予想を上回ったため、債券利回りが上昇。ドル買いに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物7月限は続落、7月限終値は44.46ドル、マイナス0.27ドル。
週間統計でガソリン在庫の増加が確認されたことが引き続き嫌気された。為替相場がドル高に振れたことや米長期金利の上昇も一部で売り材料となったようだ。ガソリン需要増加への期待はやや後退しており、供給超過状態がすみやかに解消されることは難しいとみられている。

ニューヨーク金先物8月限は大幅反落、8月限終値は1254.60ドル、マイナス21.30ドル。
米FOMCでは0.25%の追加利上げのほか、年内にFRBの資産縮小を進めると決定。金融正常化に向けた流れが確認できたことから、金市場からの資金流出が懸念されて売り優勢となった。日足チャートでは200日移動平均線や100日移動平均線での攻防を迎えている。