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市況  7月31日

投資被害について


NY株式:ダウ60ドル高
31日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は60.81ドル高の21891.12、ナスダックは26.55ポイント安の6348.12で取引を終了した。
大半の主要企業決算が好調であることから投資家心理が改善し、買いが先行。一方で、ハイテク株が売られたほか、原油相場の下落に伴い、上げ幅を縮小した。今週発表される主要決算や雇用統計結果を見極めたいとの思惑から下値は限られた。

7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円26銭で引けた。
トランプ政権内部が機能不全に陥りつつあるとの見方に、経済政策の実施が遅れるとの懸念がドル売りにつながった。

ニューヨーク原油先物9月限は6日続伸、9月限終値は50.17ドル、プラス0.46ドル。
原油在庫の減少が続いていること、米国内における生産量抑制、石油輸出国機構加盟国・非加盟国が減産合意を順守しているとの見方が広がり、NY原油先物は節目の1バレル=50ドルを約2カ月ぶりに突破した
終値で50ドルを超えたのは5月24日以来となる。外為市場でドル安が進んだことも材料視されたようだ。
市場関係者の間では「OPEC加盟国・非加盟国による減産合意の順守が確認された場合、原油先物はもう一段の上昇があり得る」との見方が浮上している。

ニューヨーク金先物8月限は反落、8月限終値は1266.60ドル、マイナス1.80ドル。
トランプ政権の混乱が嫌気されてしっかりとした展開ではあったが、金の価格に影響を与えるインドで、需要が減少していると伝わったことなどが重しとなった。日足チャートでは、100日移動平均線をクリアしており反発基調が継続している。