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市況  8月17日

投資被害について


NY株式:ダウ274ドル安
17日の米国株式相場は下落。ダウ平均は274.14ドル安の21750.73、ナスダックは123.19ポイント安の6221.91で取引を終了した。
トランプ大統領が2つの大統領助言組織を解散させたことで、重要政策の実現が難航するとの見方が広がり、売りが先行。バルセロナで発生したテロ事件を受けて投資家心理が悪化し、終日軟調推移となった。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円57銭で引けた。
良好な米国の雇用や製造業関連指標を好感して一時ドル買いが強まった。その後、後に否定されるが国家経済会議のコーン委員長が辞任するとの噂、スペイン、バルセロナでのテロを警戒したリスク回避の動きに拍車がかかり、ドル売り・円買いが加速した。

ニューヨーク原油先物9月限は反発、9月限終値は47.09ドル、プラス0.31ドル。
スペインでのテロ事件や米国株の下落を意識して一時46.46ドルまで弱含む場面もあったが、取引終了時点にかけて買い戻しが入った。米長期金利の低下やユーロ安・米ドル高が一服したことは原油先物に対する支援材料となったようだ。
ただ、市場関係者の間では需要増大への期待は低下しており、主要産油国による減産体制がより強化されない場合、原油先物の上値はさらに重くなるとの見方が増えている。

ニューヨーク金先物12月限は続伸、12月限終値は1292.40ドル、プラス9.50ドル。
トランプ大統領が2つの大統領助言組織を解散させたことで、重要政策の実現が難航するとの見方が広がり、米国株は売りが先行。また、バルセロナで発生したテロ事件を受けて投資家心理も悪化し金に資金が流入する格好となった。日足チャートでは1300ドル台回復を試す格好となっている。