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市況  10月18日

投資被害について


NY株式:ダウは40ドル高、史上初の23000ドルを一時突破
NYダウ 終値 :22997.44 前日比:+40.48

17日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は40.48ドル高の22997.44、ナスダックは0.35ポイント安の6623.66で取引を終了した。
金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ、ダウは史上初となる23000ドルを一時突破した。しかしながら、主要ハイテク株の決算を来週以降に控えて、利益確定の動きも目立ち、上値を抑える展開となった。終値は23000ドルを割り込んだものの、ダウとS&P500は最高値を更新した。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円20銭で引けた。
予想を上回った米国の9月輸入物価指数や住宅価格指数、次期米連邦準備制度理事会議長の有力候補として、タカ派のテイラー氏が浮上したことを背景に、米債利回りの上昇に伴うドル買いが加速。その後、長期債利回りは伸び悩んだことから、ドルは112円13銭まで反落した。

17日のニューヨーク商業取引所のWTI先物11月限は前日比プラス0.01ドルの51.88ドルで取引を終えた。
イラク軍はクルド自治政府が実効支配していた北部都市キルクークを奪還したが、複数の油田の操業は停止しており、原油生産は減少していることが要因。原油供給不安は解消されていないことから、原油先物は下げ渋った。世界経済の持続的な成長への期待や米国株高も原油先物を下支えした。

ニューヨーク金先物12月限は続落、12月限終値は1286.20ドル、マイナス16.80ドル。
この日発表された9月米鉱工業生産は市場予想と一致したが、地政学リスク増大に対する警戒感は低下し、安全逃避的な金買いはさらに縮小した。次期米連邦準備制度理事会議長職の有力候補者は総じてタカ派的とみられていることも、金先物相場の反発を抑制する要因となっている。