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市況  10月19日

投資被害について


NY株式:ダウは160ドル高
NYダウ 終値 :23157.60  前日比:+160.16

18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は160.16ドル高の23157.60、ナスダックは0.56ポイント高の6624.22で取引を終了した。
米主要株価が最高値を更新したほか、欧州株が全面高となるなど投資家心理が改善しており、買いが先行。昨日に好決算を発表したIBM(IBM)や長期金利の上昇を背景とした金融株への選好が目立ち、堅調推移となった。地区連銀経済報告では、複数のハリケーンで米南部が混乱に陥ったものの、景気が拡大したとの認識が示された。一方で、物価上昇圧力は限られた。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円94銭で引けた。
米債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。予想を下回り1年ぶりの低水準となった米国の9月住宅着工件数を受けてドル買いは一時後退する局面もあったが、米連邦準備制度理事会が公表した米地区連銀経済報告で全地区の経済が緩やかな成長を継続していることが明らかになると、12月追加利上げを織り込むドル買いが強まった。

ニューヨーク原油先物11月限は前日比プラス0.16ドルの52.04ドルで取引を終えた。
原油供給不安は解消されていないことから、買いが先行した。ただ、石油製品の在庫は予想に反して増加したことから、利益確定を狙った売りが観測されており、原油先物の上げ幅はやや縮小した。米国株高は支援材料となったが、米長期金利の上昇は一部で嫌気されていたようだ。

ニューヨーク金先物12月限は続落、12月限終値は1283.00ドル、マイナス3.20ドル。
調な企業決算を受けて米国株高は一段高となったことが要因。米長期債利回りの上昇も嫌気された。安全逃避の金買いはさらに縮小し、一時1278.60ドルまで売られる場面があった。なお、サンダース大統領報道官は「米連邦準備制度理事会(FRB)議長は数日内に発表される」と述べた。