投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

市況  11月7日

投資被害について


NY株式:ダウは9ドル高
NYダウ 終値:23548.42  前日比:+9.23

6日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は9.23ドル高の23548.42、ナスダックは22.00ポイント高の6786.44で取引を終了した。
高値警戒感から寄付き後は上値の重い展開となったが、好調が続く7-9月期決算を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まっているほか、ハイテクセクターでの大型買収や原油相場の上昇、税制改革への期待から堅調推移となった。ダウ、S&P500、ナスダック総合指数は揃って最高値を更新した。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円71銭で引けた。
アジア訪問中のトランプ大統領が日本を含め対米貿易黒字国に対し、貿易不均衡是正を要求していく方針を再表明、年内の税制改革成立への不透明感もくすぶり米債利回り低下でドル売り・円買いが強まった。米下院歳入委員会は6日、共和党の税制改革案に関する討議を開始した。報道によると、ブレイディ委員長は、「修正は今週の歳入委員会会合で受け入れる意向である」と述べたが、下院本会議に提出後の法案修正は受け付けないとみられている。

ニューヨーク原油先物12月限は大幅続伸、NYMEXのWTI先物12月限はプラス1.71ドルの57.35ドルで取引を終えた。
サウジアラビアの汚職撲滅キャンペーンで著名投資家や閣僚の一斉拘束が材料視されたようだ。先週末時点で米国内の石油掘削リグ稼働数が減少したことや減産体制の期限延長によって需給関係がさらに改善するとの見方も原油相場に対する支援材料となっている。

ニューヨーク金先物12月限は反発、COMEXの金先物12月限はプラス12.40ドルの1281.60ドルで取引終了。
米下院歳入委員会は6日、共和党の税制改革案に関する討議を開始した。報道によると、ブレイディ委員長は、「修正は今週の歳入委員会会合で受け入れる意向である」と述べたが、下院本会議に提出後の法案修正は受け付けないとみられている。一方、米上院財政委員会は9日に税制法案を公表する。税制改革実現の成否を慎重に見極める必要があることや米長期金利の低下を意識して、安全逃避的な買いが入ったようだ。