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市況  12月13日

投資被害について


ニューヨーク株式:ダウ118ドル高、ニューヨークダウ、S&P500が最高値を更新
12日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は118.77ドル高の24504.80、ナスダックは12.76ポイント安の6862.32で取引を終了した。
明日のFOMCで利上げを確実視する向きが多く、投資家のリスク選好姿勢が強まった。11月生産者物価指数が予想を上振れたほか、長期金利の上昇も好感され、ダウとS&P500は上昇し、最高値を更新した。一方で、ハイテク株は前日終値を挟んで揉み合う展開となった。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円55銭で引けた。
米11月生産者物価指数が予想を上回ったため、今回の米連邦公開市場委員会での利上げを織り込むドル買いが強まったほか、税制改革成立期待を受けたドル買いが継続した。その後、米30年債入札結果を受けて米債利回りが上げ幅を縮小、また、共和党のランドポール上院議員が「債務をこれ以上拡大させるような支出案には反対する」との見解を示したことから、ドルはやや伸び悩んだ。

ニューヨーク商業取引所のWTI先物1月限はマイナス0.85ドルの57.14ドルで取引を終えた。
北海の主要パイプライン閉鎖を巡って売買交錯となったが、週次の原油在庫統計の発表を控えて短期筋などのポジション調整的な売りが入ったようだ。現時点で中東情勢の悪化を示す出来事は特に伝えられていないことも原油先物相場の上昇を抑制する一因となっている。

ニューヨーク商品取引所の金先物2月限はマイナス5.20ドルの1241.70ドルで取引終了。
12日発表された11月の米生産者物価指数が市場予想を上回ったことや、米国株の続伸が嫌気されたようだ。市場関係者の間では、米連邦公開市場委員会が13日に公表する経済予測に対する関心が高いようだ。特に2018年の金利・インフレ見通しを注目しており、「目先的にはポジション調整的な売りがやや優勢となる」との声が聞かれている。