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市況  2月13日

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ニューヨーク株式:ダウは410ドル高
12日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は410.37ドル高の24601.27、ナスダックは107.47ポイント高の6981.96で取引を終了した。
欧州株が全面高となったほか、先週金曜日に引けにかけて上昇した流れを受け買いが先行。

トランプ大統領がインフラ投資計画を発表し、関連銘柄が物色されたほか、先週2年ぶりの週間下落率となったことで株式市場の調整局面が一服したとの見方から買い戻しが広がり、終日堅調推移となった。ダウは400ドルを上回る上昇となった。


12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円65銭で引けた。
米国債利回りが一時低下に転じたため、ドル売りが優勢となった。その後、トランプ米政権が発表したインフラ計画で成長に勢いが増すとの見通しが強まったほか、政府の成長見通し引き上げなどが好感されたことでドル買いが再燃した。

ニューヨーク原油先物3月限は上げ渋り、原油3月限終値は59.29ドル、プラス0.09ドル。
株高は好材料だったが、米国内の原油供給増加に対する警戒感は消えていないことや、長期金利の下げ渋りが上値を抑える要因となったようだ。
DPRによると、パーミアンやイーグルフォードなど米国のシェールオイルの主要7地域における生産量は3月に675万6000バレルまで一段と拡大する見通し。 12月から1月にかけて掘削済みの坑井は1246本で横ばいだったが、生産段階へ移行する仕上げ済みの坑井は1125本、掘削済み未仕上げの坑井は7609本に増加しており、シェールオイルのさらなる増産が示唆された。

米週間石油在庫統計で、原油在庫の増加が見通されていることも相場を圧迫した。米原油在庫は前週比180万バレル増が見通されている。
OPECが発表した月報では、2018年の世界の需要見通しが上方修正され、日量9860万バレルとされた。2018年の需要の伸びは6万バレル引き上げられ、前年比159万バレル増と想定されている。一方で、2018年の非OPEC加盟国の生産量見通しの伸びは日量32万バレル引き上げられた。1月のOPEC加盟国の生産量は前月比8000バレル減の日量3230万2000バレルだった。


ニューヨーク金先物4月限は反発、金4月限終値は1326.40ドル、プラス10.70ドル。
米国株は続伸したが、米長期金利は伸び悩んだことやユーロ高・米ドル安の相場展開を意識して、安全逃避的な買いが入ったようだ。
米国債の利回り上昇によるドル高が圧迫要因となったが、中国の旧正月を控えて安値拾いの買いが入ったことや、日中取引でユーロ高に振れたことが支援要因となった。欧州株が反発し、リスク選好の動きが戻ったことからユーロに押し目買いが入った。