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8月16日

投資被害について


NY株式:ダウは59ドル高
NYダウ  終値 :18636.05  前日比:+59.58
     始値 :18588.59  高値 :18668.44  安値 :18588.59

15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は59.58ドル高の18636.05、ナスダックは29.12ポイント高の5262.02で取引を終了した。原油相場の上昇を受け、買いが先行。堅調な8月NAHB住宅市場指数が好感され終日堅調推移となった。ダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数が過去最高値を更新した。

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円24銭で、ユーロ・ドルは、1.1183ドルで引けた。ユーロ・円は、ユーロ・ドルの値動きにつれて112円87銭から113円30銭へ上昇した。ポンド・ドルは、1.2903ドルから1.2866ドルまで下落した。英中央銀行による追加緩和を織り込むポンド売りが優勢となった。

ニューヨーク原油は3日続伸、9月限終値は45.74ドル、プラス1.25ドル。ロシアのノバグ・エネルギー相が、サウジアラビアなど主要産油国と原油相場の安定化に向けて協議していると明らかにしたことで、9月のOPEC非公式会合への思惑が高まった。また、米調査会社ジェンスケープによる統計で、WTIの現物引渡しの拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が減少したと伝わったことも買い材料視された。ESAIエナジーのマネジングディレクター、サラ・エマーソン氏は「市場参加者は安値で買いを入れるための手掛かりを探していた」と指摘。「50ドルに近づくにつれ、買い意欲は干上がるだろう。まだ何も合意していない事実と、会議はまだ先の話であることに考えが及ぶはずだ」と述べた。
日足チャートでは、200日移動平均線レベルからの反発を迎えている。50日移動平均線まで値を戻したことで上げ一服の可能性もある。

ニューヨーク金は反発、12月限終値は1347.50ドル、プラス4.30ドル。為替市場でドルが主要通貨に対してやや弱含んだことから、割安感が意識されて小幅ながら上昇した。一部市場関係者は「26日のジャクソンホールでの年次シンポジウムまでは、積極的な売買は手控えられよう」と指摘。「しばらくは低いボラティリティ相場が続く」とコメントしている。
日足チャートでは、7月6日の年初来高値1384.40ドル手前で失速した格好となっているが、昨年末を起点とした上昇トレンドは継続している。50日移動平均線が目先のサポートラインとして意識されよう。