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9月1日

投資被害について


NY株式:ダウは53ドル安
NYダウ 終値 :18400.88  前日比:-53.42
    始値 :18436.70  高値 :18439.68  安値 :18333.56

31日の米国株式相場は下落。ダウ平均は53.42ドル安の18400.88、ナスダックは9.77ポイント安の5213.22で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を上振れたことで利上げ観測の拡大が意識され、売りが先行。明日の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から引けにかけて下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。

31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円43銭で、ユーロ・ドルは、1.1158ドルで引けた。欧州時間に発表されたユーロ圏関連の指標が強弱まちまちだったことで、ドル主導の展開になった。ユーロ・円は114円97銭から115円43銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3076ドルまで下落後、1.3145ドルまで上昇し、ドル・スイスフランは0.9863フランまで上昇後、0.9818フランまで下落した。

ニューヨーク原油は続落、10月限終値は44.70ドル、マイナス1.65ドル。46.10ドルを高値に、44.51ドルまで下落した。米連邦準備理事会の年内利上げ観測によるドル高の進行や全米石油協会の週間統計での原油在庫増加を受けて売り先行。
その後発表された米エネルギー情報局の週報では、国内全体の原油在庫が予想を大きく上回る増加だったことから、売りが一気に強まった。また、留出油在庫の大幅増も注目された。

USバンク・ウェルス・マネジメントの投資担当シニアストラテジスト、ロブ・ヘイワース氏は統計について、「弱気な内容だ。市場もそのように反応している」と指摘。「需給ファンダメンタルズがこのような状態では、生産国は口先介入を続けられない。来月の会合で何とかするしかないだろう」と述べた。

ニューヨーク金は続落、12月限終値は1311.40ドル、マイナス5.10ドル。1316.70ドルから1306.90ドルまで下落した。この日発表された米国の8月ADP全米雇用報告が予想をやや上回る増加となることを好感したドル買いに、金の売りが先行。
その後発表の8月シカゴ購買部協会景気指数が予想以上に低下したことで、金はいったん買い戻されたが、1315ドル手前で上げ渋りとなり、再び軟調推移になった。