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ニューヨーク市況 10月6日

投資被害について


NY株式:ダウは12ドル安
NYダウ 終値 :18268.50 前日比:-12.53
    始値 :18280.42 高値 :18288.12 安値 :18162.97

6日の米国株式相場は下落。ダウ平均は12.53ドル安の18268.50、ナスダックは9.17ポイント安の5306.85で取引を終了した。朝方は雇用統計を明日に控えて利益確定の売りが広がり、下落して始まった。週間新規失業保険申請件数が予想から大きく減少し、追加利上げ観測の拡大に繋がったものの、原油高を受けて下値は限られた。

明日の雇用統計では、失業率は4.9%増、非農業雇用者数は前月比17.2万人増が予想されている。仮に非農業雇用者数が20万人を上回った場合、年内の追加利上げが一段と意識されることになるだろう。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円96銭で、ユーロ・ドルは、1.1154ドルで、ユーロ・円は、115円90銭から116円28銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2668ドルから1.2602ドルまで下落した。

NY原油は続伸、11月限終値は50.44ドル、プラス0.61ドル。ハリケーン「マシュー」がフロリダ州に接近していることから、原油輸送タンカー運航中止などに伴う一時的な需給逼迫などが思惑材料となった。また、石油輸出国機構加盟国と非加盟国が、8-13日にトルコで先月の減産合意の枠組みに関して話し合うと報じられたことも材料視された。

オースピス・キャピタル・アドバイザーズを創業したティム・ピカリング最高投資責任者は、「一番の話題は北米の貯蔵水準が大きく落ち込んだことだ」と指摘。「OPEC合意は市場を支える一助にすぎない」と続けた。

日足チャートでは、100日移動平均線を上抜いている。6月9日の年初来高値51.67ドルを起点とした上値抵抗ラインも突破。終値ベースで、6月23日以来の50ドル台回復となったことから高値更新も視野に。

ニューヨーク金は5日続落、12月限終値は1253.00ドル、マイナス15.60ドル。米新規失業保険申請件数が前週比で減少し、1973年以降、2番目の低水準となったことで、年内利上げを織り込む動きが加速。為替市場では、ドルが主要通貨に対して強含む展開となり、金は売り優勢となった。6月8日以来の安値をつける場面も見られた。

テクニカル面では、5月以降サポートラインとして機能していた100日移動平均線(1316ドル水準)を割り込んだ後も売り圧力は強く、200日移動平均線(1259ドル水準)を下抜けている。