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ニューヨーク市況 10月27日

投資被害について


NY株式:ダウは29ドル安
NYダウ 終値 :18169.68 前日比:-29.65
    始値 :18234.81 高値 :18253.20 安値 :18149.20

27日の米国株式相場は下落。ダウ平均は29.65ドル安の18169.68、ナスダックは34.29ポイント安の5215.97で取引を終了した。
寄付きは小幅上昇して始まったものの、長期金利の上昇が上値を抑えており、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。マーケット終了後にネット小売のアマゾンが発表した決算は、一株利益が予想を下回り、時間外取引で下落して推移している。

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円29銭で、ユーロ・ドルは、1.0896ドルで引けた。欧米金利差の拡大にユーロ売り、ドル買いが継続。ユーロ・円は、114円33銭から114円87銭へ上昇。 ポンド・ドルは、1.2257ドルから1.2149ドルへ下落した。予想を上回った英国の7?9月期国内総生産を好感したポンド買いが後退。戻り高値からは根強いハードBREXIT警戒感を受けたポンド売りが強まった。ドル・スイスは、0.9951フランへ上昇した。

ニューヨーク原油は反発、12月限終値は49.72ドル、プラス0.54ドル。
サウジアラビアなど複数の湾岸諸国が、原油生産をピーク比で最大4%削減する用意があることをロシア側に伝えたと一部で報じられている。為替市場では、ドルが主要通貨に対して強含む格好となったが、湾岸諸国による減産意向報道を受けて、原油は一時50ドル台を回復する場面が見られた。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「それで十分かどうかを見極めることになる。市場では減産実現に懐疑的な見方が広がっており、相場は数週間ぶりの安値近辺にある」と述べた。

日足チャートでは、50ドル前後でのもみ合いが続いている。1年3ヶ月ぶりに高値を更新したが、買い意欲の強い地合いとは言えず。50日移動平均線まで調整する可能性も残っている。

ニューヨーク金は反発、12月限終値は1269.50ドル、プラス2.90ドル。
米失業保険申請件数が減少したこともあり、為替市場ではドル買いが進んだが、耐久財受注はコア資本財の受注が7ヶ月ぶりの大幅減少。米経済指標がまちまちだったこともあり小動きとなった。

テクニカル面では、200日移動平均線でのもみ合いが続いている。下値をじりじりと切り上げているが、50日移動平均線が100日移動平均線を完全に下抜けていることから、調整局面入りが意識されよう。