行政処分・事例 | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

東京ユニコム株式会社に行政処分

平成28年3月4日 更新

東京ユニコムの被害ですが、教職員の方がほぼ100%のようです。
また、取引以外にも言葉巧みにお金を搾取しています

「お金を年金機構に投資もしくは預けることで3年で30%に金利がつくので貸して欲しい」
後藤隆(ごとうたかし)と名乗っているようですが、これは偽名ですので注意して下さい。

この件で、警察に相談に行かれる方もいるようですが、基本的に一般の方が相談に行かれても、話は聞いてもらえますが「体良く帰される」
で終わります。
仮に警察に被害届を提出するにしても専門家に被害届、告訴状の作成を正しくしてもらはないと警察は受け取りません。
また、被害金の返還請求は民事訴訟になりますのでご注意下さい。

 

 

色々な書類に署名・捺印させられた方、証拠隠滅のために関係書類を持ち帰られてしまった方も、あきらめないで相談してください。

最近(平成25年11月)の相談事例ですが、担当の営業マンから、取引での損金について、他の方法で取り返す、別の名目で預かるなどして返金されていない方がいます。
該当する方は至急相談してください。

不法な方法で教職員名簿などを入手して電話勧誘を行います。

  1. 利益が簡単にとれる
  2. 確実に利益がでる
  3. 短期間で利益がでる

このようなことを言って契約させます。
その後は相場の急変動などと言い、さらに投資金を入金させます。
すぐに取引の終了を申し出ても色々な理由を言ってすぐには応じません。

ロンドン市場での取引となっていますが実際は架空取引です。

すでに取引を終了されている方も諦めずに相談して下さい。
教職員(元教職員)の方からの相談が最も多いのが特徴です。

会社がないから、担当者との連絡が取れないなどと泣寝入りしている方、誰にも相談できない方、家族に内緒で解決したい方、ぜひ相談して下さい。相談してから諦めても遅くはありません

教職員からの被害相談が急増しています。支店が閉鎖されている、電話が通じない等の理由で諦めている方、泣寝入りしている方はぜひ相談して下さい。

農林水産省及び経済産業省は、海外商品取引業者である東京ユニコム株式会社に対し、海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律(昭和57年法律第65号。以下「法」という。)の違反行為を認定し、法第11条第1項の規定に基づき、本日、行政処分を行いました。処分の概要は以下のとおりです。

【処分内容】

業務停止命令 1年
※ただし、取引の決済を結了させる場合を除く。
(平成22年12月11日(土)から平成23年12月10日(土)まで)

【処分理由】

  1. 不当な行為等の禁止違反
    1. 同社は、海外商品市場における先物取引に関し、顧客に対し、利益を生ずることが確実であると誤解させるべき断定的判断を提供して、海外先物契約の締結又は顧客の売買指示について勧誘していた。(法第10条第1号違反)
    2. 同社は、海外先物契約に基づく売付け若しくは買付け又はその注文をしないで、自己がその相手方となって売買を成立させていた。(法第10条第6号違反)
    3. 同社は、海外先物契約の締結につき、その契約の締結をしない旨の意思を表示した顧客に対し、勧誘していた。(法第10条第8号、海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律施行規則(昭和58年通商産業省令第3号。以下「規則」という。)第8条第1号違反)
    4. 同社は、海外先物契約の締結につき、その勧誘に先立って、顧客に対し、海外先物契約の締結である旨を告げずに勧誘していた。(法第10条第8号、規則第8条第5号違反)
    5. 同社は、海外先物契約の締結の勧誘につき、顧客から預かった委託保証金について同社資産と分離して保管する旨の虚偽の表示をしていた。(法第10条第8号、規則第8条第10号違反)
  2. 法定交付書面の不交付
    同社は、顧客に対し、海外先物契約を締結するまでに、当該海外先物契約に係る概要を記載した書面を交付していなかった。(法第4条違反)
  3. 法定交付書面の記載不備
    同社は、海外先物契約の締結に係る書面に、書面の内容を十分に読むべき旨及び海外商品取引業者の事業所においてした顧客の売買指示を除き、海外先物契約を締結した日から14日を経過した日以後でなければ、当該海外先物契約に基づく顧客の売買指示を受けることができない旨を赤枠の中に赤字で記載していなかった。(法第5条第1項、規則第4条第2項違反)

 

㈱e-ビジョン(福岡県中央区アルミ取引ー逮捕           実質経営者:後藤由樹

 参照:産経WEST

2017.2.19

 福岡県警は18日、アルミ取引に投資すれば配当金が出るとうそを言い2人から計2100万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで、福岡市中央区の会社「e-ビジョン」の実質経営者で住所不定、後藤由樹容疑者(52)ら5人を逮捕した。県警によると、同社は九州や中国地方の退職した教職員ら約100人から計約6億5千万円を集めており、被害の特定を進めている。「先生は話を聞いてくれるし、投資に疎い」と話す同社関係者もいたという。

 他に逮捕されたのは、佐賀県唐津市呼子町、同社代表取締役、杉善照容疑者(51)、宮崎県三股町、同社元従業員、牛谷穣容疑者(35)ら。

 福岡県警によると、投資した約100人は島根、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分各県に住む全て50代以上で、7割が女性だった。投資額は100万円から、最も多い人で3400万円に上った。

 後藤容疑者らは新聞に掲載された教職員の退職者名を基に独自の名簿を作成し、電話などで勧誘していた。県警は約8万5千人分の名簿を押収した。同社は非鉄金属売買仲介業をうたっていたが、アルミの市場取引に必要な許可を得ていなかった。

 逮捕容疑は平成27年6月~昨年5月、福岡県の60代女性ら2人に「ロンドン市場でアルミ売買をしている」「アルミの値はどんどん上がっていて損はしない」などとうそを言い、計2100万円をだまし取ったとしている。

 

株式会社eービジョン関係者逮捕について

実質的経営者の後藤由樹ですが、東京ユニコム株式会社、株式会社日本ロジスティックでも同様に、ロンドン市場のアルミ、銅、ニッケルなどの商品の勧誘をしていました。

実際には取引など行わずに架空取引で全員が損しているようです。

一番最初が「東京ユニコム株式会社」になりますが、設立は平成20年10月で資本金は1000万円です。

社長は、後藤由樹で、本社が東京都渋谷区。

支店は福岡、岡山、にあったようです。

二番目は「株式会社日本ロジスティック」で、設立は平成22年10月で資本金は1000万円です。

本店のみで、福岡市博多区になります。

社長は、後藤由樹になります。

 最後が「株式会社e-ビジョン」で、設立は平成25年7月で資本金は100万円です。

本店のみで、福岡市中央区になります。

社長は、杉善照でここには後藤の名前は出していないようです。

 

 被害者は全員が教職員、元教職員で退職金を狙っていたようです。

東京ユニコムの時は数カ所に支店を持って多くの教職員をロンドン市場取引に勧誘していました、実際は架空取引で取引に参加した教職員は全員が損金で終わっていたようです。

損した教職員には言葉巧みに「企業年金に投資してもらえれば、年間30%に配当を出します」とこれも架空の話で搾取していました。

この企業年金への投資は基本的には1年に一度の配当になりますが、配当を払うことは少なく配当金も投資させられていたようです。

連絡も基本的には年一回の方が多く、今年から連絡が取れなくなって初めて被害にきずく方が多いようです。

 

 このような事案はかなり精通している専門家に依頼しないと解決できません。

お金を取り戻すには「民事訴訟」が必要になり被害の内容は原告が立証しなければなりません。

ロンドン市場の過去のデータは必須です、また架空取引を行っていた証拠も必要になります。

 

泣き寝入りしている方は早めに相談して下さい。
 
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