市況 2月1日
投資被害について
NY株式:ダウは26ドル高NYダウ 終値:19890.94 前日比:26.851
始値:19923.81 高値:19967.73 安値:19845.99
1日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は26.85ドル高の19890.94、ナスダックは27.86ポイント高の5642.65で取引を終了した
。携帯端末のアップル(AAPL)が好決算を発表したことに加えて、1月のADP雇用統計やISM製造業景況指数が予想を上振れたことが好感され、買いが先行した。
しかしながら、FOMCの発表を控えてその後は上げ幅を縮小し小動きとなった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が据え置かれた。声明では米経済の拡大が示されたほか、消費者や企業の景況感の改善が指摘されたが、金利引き上げ見通しについて言及されなかったことから、発表後の相場への影響は限定的だった。
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円25銭で引けた。
1月のADP全米雇用報告と1月ISM製造業景況指数は予想を上回ったことから、ドル買いに拍車がかかった。
ただ、この日開かれた米連邦公開市場委員会の会合で政策金利の据え置きが予想通り決定されたが、景気やインフレ判断は前回と変わらず、3月利上げの示唆はなかったことから、ドル買いは後退した。
ニューヨーク原油先物は続伸、3月限終値は53.88ドル、プラス1.07ドル。
米エネルギー情報局が発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫が4週連続で増加したことから、需給面がやや嫌気される場面もあったが、売り圧力はさほど強まらず。
その後、米連邦公開市場委員会の声明で、金利引き上げの方向性に目立った変化が見当たらなかったことから、原油は堅調推移となった。
エナジー・アナリティクス・グループのディレクター、トム・フィンロン氏は電話取材に対し、「ドルに下押し圧力がかかれば常に原油は上昇する」と指摘。「OPEC加盟国と非加盟国の減産履行状況が極めて良好なので、そもそも原油は上昇していた。あからさまな合意違反が見られないことは喜ばしい」と述べた。
ジョン・ハンコック(ボストン)でエネルギー株と公益株を中心にポートフォリオを運用するジョー・ボゾイアン氏は、「OPECは無事減産を実行しそうだ」と評価。電話取材に対し、「市場は今年半ばには均衡を取り戻し始めるだろう」と述べた。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)レベルでもみ合っている。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げていたが、昨年来高値55.24ドル更新手前で上げ一服。トランプ政策を巡り上値は重くなっている。
ニューヨーク金先物は反落、4月限終値:1208.30ドル、マイナス3.10ドル。
ドル指数は一時99.502と、昨年12月8日以来の水準まで下落する場面がみられたが、米FOMCでは金利引き上げ方針に目立った変化は見られなかったことで下げは一巡。金は1200ドルを一時割り込む瞬間があったものの、時間外取引では1210ドル台まで値を戻した。
日足チャートでは、25日移動平均線(1189ドル水準)をサポートラインとして意識した格好に。トランプ政権に対する不透明感が下支えとなり、堅調推移を予想する声が多くなっている。
先物取引被害(6)
取引は「損失限定取引」からになりますが、
ここで損金が出た方には「損したお金を取り返すためには通常取引に変更するしかありません」
ここで益金が出た方には「もっと利益を取っていくためにも通常取引に変更しましょう」
このようなことを言われて「通常取引」に参加することになります。「本格的な先物被害の始まりですね」