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市況  2月22日

投資被害について

NY株式:ダウは32ドル高
NYダウ 終値:20775.60 前日比:32.60
    始値:20715.41 高値:20781.59 安値:20692.39

22日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は32.60ドル高の20775.60、ナスダックは5.32ポイント安の5860.63で取引を終了した。
原油相場の下落に加えて、昨日の株価上昇を受けた利益確定の動きが広がり、売りが先行。FOMC議事録では、関係者の多くが労働市場やインフレ動向が予想通りに改善すれば、早期の利上げが適切と考えていることが明らかとなった。追加利上げ観測の拡大を受けて、発表後に上値の重い展開となった。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円31銭で引けた。
この日発表の1月米中古住宅販売件数は予想を上回ったことや、米連邦公開市場委員会議事録で「経済が軌道通りに進展した場合、速やかな利上げを予想している」との見解が含まれていたことから、ドル買いが一段と強まった。ただ、一段のドル高の下方リスクに言及したためドル売りが優勢となった。
ニューヨーク原油先物4月限は4日ぶりに反落、4月限終値は53.59ドル、マイナス0.74ドル。
米エネルギー情報局(EIA)による週間在庫統計では、原油在庫が大幅に増加するとの見方から弱い展開となった。また、米連邦公開市場委員会議事録公表に対する警戒感も先行した。

みずほセキュリティーズUSAの先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は電話インタビューで、「需給ファンダメンタルズが相場を左右することもある」と話す。「米石油協会統計とEIA統計の両方で、在庫の増加継続が明らかになるだろう。ファンダメンタルズは供給超過になっているとの現実に、市場の関心は戻りつつある」と述べた。

チャートでは、25日移動平均線レベルでもみ合っている。欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、石油輸出国機構による減産進展などが下支えに。

ニューヨーク金先物は3日続落、4月限終値は1233.30ドル、マイナス5.60ドル。
米連邦公開市場委員会議事録公表を受けて、利上げペース加速に対する警戒感から売り優勢となった。ただ、内容は「タカ派」と「ハト派」の中間だったことから、発表後は買い戻しが進んだ。

日足チャートでは、25日移動平均線をサポートラインに、100日移動平均線でもみあっている。欧米政治リスクへの警戒感を下支えに金は堅調に推移するとの声は多い。





先物被害の回復(5)
ポイント
1、断定的判断の提供
勧誘時、取引の初めの時に言われることが多いのですが
「今がチャンスです」
「雇用統計でも発表されています」
「このチャートと見て下さい」
「短期間で間違いないです」
このように、ほぼ間違いないと初心者に誤解を与える言動を断定的判断の提供と言います。
明らかな違法行為ですが、録音テープでもないと証拠がありません。取引継続中の方は録音できる可能性があります。
取引内容を精査することで、初心者ができる取引か否かもある程度分かるので、営業マンとどのような会話をしたのかよく思い出すことも重要なポイントになります。
明日は「新規委託者の保護義務」について
2、新規委託者の保護義務
3、繰り返す両建て
4、手数料目当ての過当取引
5、実質的な一任売買
6、投資資金の妥当性