市況 7月19日
投資被害について
NY株式:ダウ66ドル高
19日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は66.02ドル高の21640.75、ナスダックは40.74ポイント高の6385.04で取引を終了した。
金融大手決算が好感され、買いが先行。6月住宅着工・建設許可件数が予想を上振れたほか、原油相場の上昇も好感され、終日堅調推移となった。S&P500指数やナスダック総合指数は最高値を更新した。
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円91銭で引けた。
日本銀行や欧州中央銀行の金融政策決定会合の結果待ちで動意乏しい中、ユーロ・円絡みの売りにおされた。米中経済対話の開催に伴い、通貨安操作で日本も標的となる可能性を懸念した円の買戻しも見られた。
ニューヨーク原油先物8月限は続伸、8月限終値は47.12ドル、プラス0.72ドル。
サウジアラビアは追加輸出削減を検討しているとの報道も引き続き材料視された。サウジアラビアが原油輸出額をさらに削減し、世界の原油需要が増加した場合、原油価格は現在よりも高い水準で安定するとの見方が広がっており、原油先物の下支え要因となっている。
ニューヨーク金先物8月限は4日続伸、8月限終値は1242.00ドル、プラス0.10ドル。
日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行理事会が開催されていることから、ポジション調整的な売買に留まり小動き推移となった。日足チャートでは、25日移動平均線や200日移動平均線が位置する1240ドル台でもみ合っている。