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市況  7月20日

投資被害について


NY株式:ダウ28ドル安
20日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は28.97ドル安の21611.78、ナスダックは4.96ポイント高の6390.00で取引を終了した。
日銀や欧州中央銀行が金融政策の据え置きを決定したほか、複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、6月景気先行指数も予想を上振れたが、原油相場の下落や、アマゾンの参入懸念でホームセンター銘柄に売りが広がり、ダウが伸び悩む展開となった。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円88銭で引けた。
昨年の大統領選挙当時のトランプ氏陣営とロシアの関係を捜査しているムラー特別検察官は、トランプ大統領のビジネスに捜査範囲を拡大していると報じられたことで、政権への警戒感が強まりドル売りに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物8月限は反落、8月限終値は46.79ドル、マイナス0.33ドル。
8月限は20日が取引最終日だったが、ポジション調整的な売りが主体となった。原油とガソリンの在庫減少は引き続き買い材料となっているが、北海ブレント9月限が反落したことを意識した売りが観測された。
サウジアラビアは追加輸出削減を検討しているが、その他の産油国もさらなる減産を実行しなければ原油価格は安定しないとの見方は残されている。

ニューヨーク金先物8月限は5日続伸、8月限終値は1245.50ドル、プラス3.50ドル。
日銀や欧州中央銀行は金融政策の据え置きを決定。米国では、6月景気先行指数も予想を上振れたが、原油相場の下落や、アマゾンの参入懸念でホームセンター銘柄に売りが広がりダウが伸び悩む展開となった。金はしっかりとした推移が継続。日足チャートでは、25日移動平均線や200日移動平均線が位置する1240ドル水準をやや上抜けている。