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市況  7月26日

投資被害について


NY株式:ダウ97ドル高
26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は97.58ドル高の21711.01、ナスダックは10.57ポイント高の6422.75で取引を終了した。
主要企業の決算内容が好感され、買いが先行。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が据え置かれ、雇用情勢も堅調との認識を示した。一方で、バランスシート縮小に関する新たな情報に乏しく、縮小開始が後ずれするとの思惑が広がり、相場への影響は限定的となった。ダウやナスダック総合指数は連日の最高値更新となった。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円17銭で引けた。
米連邦準備制度理事会が連邦公開市場委員会で9月FOMCでのバランスシート正常化開始を示唆するとの思惑で、ドル買いに拍車がかかった。
しかし、FOMCはバランスシート正常化開始の時期に関し「比較的すみやかに」との文言にとどめたため不透明感が広がり、ドル売りが再燃した。

ニューヨーク原油先物9月限は続伸、9月限終値は48.75ドル、プラス0.86ドル。
米エネルギー情報局が26日発表した週間在庫統計で、先週分の原油在庫は予想以上に減少、ガソリン在庫は6週連続で減少していたことが要因。在庫減少や生産抑制は需給関係の改善につながるとの見方が広がり、短期筋などの買いが入った。
サウジアラビアは原油輸出を削減するとの意向を表明していることも引き続き材料視された。

ニューヨーク金先物8月限は3日続落、8月限終値は1249.40ドル、マイナス2.70ドル。
FOMCでは大方の予想通り、政策金利が据え置かれ、雇用情勢も堅調との認識を示した。一方、バランスシート縮小に関する新たな情報に乏しく、縮小開始が後ずれするとの思惑が広がりダウやナスダック総合指数は連日の最高値更新となった。米国株高を受けて金はさえない展開に。日足チャートでは、100日移動平均線でのもみ合いとなっている。