市況 9月20日
投資被害について
NY株式:ダウ39ドル高
19日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は39.45ドル高の22370.80、ナスダックは6.68ポイント高の6461.32で取引を終了した。
買いが先行したものの、本日から2日間にわたり開催される連邦公開市場委員会の発表を見極めたいとの思惑から上値の重い展開となった。米長期金利の上昇で金融セクターが選好された。ダウとS&Pは最高値を更新した。
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円60銭で引けた。
米連邦公開市場委員会の結果発表を控え、米債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。
ニューヨーク原油先物10月限は反落、10月限終値は49.48ドル、マイナス0.43ドル。
時間外取引で50.42ドルまで上昇する場面があったが、50ドル台では利食い売りが観測されており、原油先物は伸び悩んだ。20日発表予定の週間在庫統計で原油在庫の増加が予想されていることや、米長期金利の上昇が嫌気されたようだ。
ニューヨーク金先物12月限は小幅続落、12月限終値は1310.60ドル、マイナス0.20ドル。
引き続き欧米株高や米長期金利の上昇が嫌気されたようだ。年内追加利上げ観測は後退してないことや、米バランスシート縮小作業は9月か10月中に開始される可能性が高いとみられており、安全逃避的な金買いは縮小している。