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市況  10月13日

投資被害について


NY株式:ダウは31ドル安
NYダウ 終値 :22841.01 前日比:-31.88

12日の米国株式相場は下落。ダウ平均は31.88ドル安の22841.01、ナスダックは12.04ポイント安の6591.51で取引を終了した。
主要金融決算は良好な内容となったものの、高値警戒感から利益確定の動きが広がり、売りが先行。その後は下げ幅をやや縮小したが、原油相場の下落が嫌気され、上値の重い展開となった。9月生産者物価指数が予想に一致したほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したものの、相場への影響は限られた。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円29銭で引けた。
米国の9月生産者物価指数の上昇、週次失業保険申請件数がハリケーン前の水準に戻したほか継続受給者数が44年ぶり低水準となるなど労働市場が引き続き強まっていることが明らかになると、ドル買いが強まった。
その後、株式相場の下落を嫌気したリスク回避の動きに上昇は限定的となった。

ニューヨーク原油先物11月限は反落、11月限はマイナス0.70ドルの50.60ドルで取引を終えた。
国際エネルギー機関は12日、2018年の世界の原油需給はほぼ均衡化するとの報告を公表したが、石油輸出国機構加盟国・非加盟国が来年3月以降も減産体制を維持するかどうか定かではないとの見方もあり、需給改善に対する市場の期待はやや低下し、原油先物は反落した。

ニューヨーク金先物12月限は反発、12月限はプラス7.60ドルの1296.50ドルで取引終了。
11日公表された米連邦公開市場委員会の議事要旨内容は想定よりもハト派的だったとの理由で短期筋などの買戻しが入った。米長期金利はやや低下したことや欧州中央銀行のドラギ総裁は早期の金融引き締めには消極的との見方が広がったことも材料視されたようだ。