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市況  10月26日

投資被害について


NY株式:ダウは112ドル安
NYダウ 終値:23329.46 前日比:-112.30

25日の米国株式相場は下落。ダウ平均は112.30ドル安の23329.46、ナスダックは34.54ポイント安の6563.89で取引を終了した。
複数の主要企業決算が嫌気され、売りが先行。さらに原油相場の下落や長期金利の上昇が嫌気され、終日軟調推移となった。9月耐久財受注や新築住宅販売件数が予想を上振れたものの、相場への影響は限られた。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円74銭で引けた。
米国の税制改革への期待に加え、予想を上回った米国の耐久財受注や住宅関連指標を好感し、米国債利回り上昇に伴うドル買いが一時加速した。その後、株式相場の下落を嫌ったリスク回避のドル売り・円買いに拍車がかかった。

ニューヨーク原油先物12月限は反落、12月限は前日比マイナス0.29ドルの52.18ドルで取引を終えた。
この日発表された在庫統計では米国の原油在庫は予想以上に減少したことが確認されたが、米エネルギー情報局が公表した資料で米国の原油生産は2012年以来の大幅な増加となっていることが判明し、売りが優勢となった。需給関係の改善に対する市場の期待は残されているものの、この日は利食い売りがやや多かったようだ。

ニューヨーク商品取引所の金先物12月限は前日比プラス0.70ドルの1279.00ドルで取引終了。
米国株安を意識して安全逃避的な買いが入った。ただし、米税制改革実現への期待は持続しており、金先物の買い戻しはやや限定的だったようだ。