市況 11月10日
投資被害について
NY株式:ダウ101ドル安
9日の米国株式相場は下落。ダウ平均は101.42ドル安の23461.94、ナスダックは39.06ポイント安の6750.05で取引を終了した。
上院の税制改革案では法人税減税が19年度に先送りされるなど、下院との相違点が明らかとなった。税制改革法案の早期成立が困難になるとの見方から、終日軟調推移。これまでの株価上昇を受けた利益確定の動きも相場の上値を抑えた。
ニューヨーク外為市場でドル・円は、113円48銭で引けた。
米上院が発表した税制改革法案の中で、法人税減税の実施が2019年に先送りされることが盛り込まれていることが明らかになると、失望感からドル売りが加速した。また、株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となった。
ニューヨーク原油先物12月限は反発、NYMEXのWTI先物12月限はプラス0.36ドルの57.17ドルで取引を終えた。
オクラホマ州クッシングの原油在庫の減少観測が原油先物相場を下支えした。中東地域における地政学的リスク増大が懸念されていることも影響したようだ。米国株安は特に意識されなかったようだ。
ニューヨーク金先物12月限は続伸、COMEXの金先物12月限はプラス3.80ドルの1287.50ドルで取引終了。
一時1288.90ドルまで買われた。米上院共和党は9日、法人税の税率を現在の最高35%から20%に引き下げ、2019年に実施することを含む減税計画を公表したことを受けてリスク回避的な金買いが優勢となった。下院の税制改革法案では、法人税減税の実施時期は2018年となっていた。米国株安も材料視された。なお、米下院歳入委は共和党の税制改革法案を可決し、本会議で来週採決にかける。
先物被害
勧誘時は「これから金は上がります」「毎年この時期は上がる」「今がチャンス」
などと上がる理由を言って「買い玉」からスタートになる方が多いようです。
しばらくすると「一度、利益を確定させましょう」「下がってきたので念のために売りも入れときましょう」
このように言われます。ここからは頻繁な取引や両建てで「手数料目当ての取引が始まります」 このような形でスタートしている方は注意して下さい。