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市況  11月16日

投資被害について


NY株式:ダウ138ドル安
15日の米国株式相場は下落。ダウ平均は138.19ドル安の23271.28、ナスダックは31.66ポイント安の6706.21で取引を終了した。
アジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株も売りが先行。原油相場の下落が嫌気されたほか、税制改革への先行き不透明感から投資家のリスク回避姿勢が根強く、終日軟調推移となった。

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円85銭で引けた。
中国経済の減速懸念、原油安、ジンバブエのクーデターを受けた地政学的リスクの上昇などを受けて投資家心理が悪化。リスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。その後、発表された米10月消費者物価コア指数は市場予想を上回ったことや、同月の小売売上高も順調な改善を示したため、ドル買いが再燃した。

ニューヨーク商業取引所NYMEXのWTI先物12月限はマイナス0.37ドルの55.33ドルで取引を終えた。
石油輸出国機構主導による減産期限の延長への期待はあるものの、ロシアは減産継続に消極的との見方が広がっていることが原油先物の下落を促す要因となった。
また、米エネルギー情報局が公表する在庫統計で原油とガソリンの在庫が予想に反して増加していたことも嫌気されたようだ。

ニューヨーク商品取引所COMEXの金先物12月限はマイナス5.20ドルの1277.70ドルで取引を終えた。
上場投資信託を通じた金の保有高は増加したものの、原油安を意識して金先物の上値は重くなった。金先物12月限は一時1276.50ドルまで下落した。15日は欧米諸国の株式相場が続落したが、安全逃避的な金買いは拡大しなかった。







先物取引は株取引と同様に自己判断で注文することが大前提になります。
営業マンは成績がほしいのでどうしても頻繁な取引をさせようとしてきます。これが先物被害につながることになります。
株取引との決定的な違いは「追い証拠金」です。株はいくら下がろうが投資した会社がある限り株式を持ち続けることができます。先物取引にはそれができません。「限月」と「追い証拠金制度」があるからです。
損したお金が先物会社への手数料に消えているケースが多いのが先物被害です。