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7月6日

投資被害について


ニューヨークダウは181ドル高、欧米間で自動車関税回避への期待が強まる

ニューヨーク株式相場は上昇。ダウ平均は181.92ドル高の24356.74、ナスダックは83.75ポイント高の7586.43で取引を終了した。
欧米間の自動車・自動車部品への関税を巡る貿易摩擦への懸念が後退し、欧州株が全面高となると、米国株にも買いが先行した。注目のFOMC議事録では、通商政策によるリスクを認識した一方で、利上げ継続の方針が示された。発表後は上げ幅をやや縮小したものの、引けにかけて上昇した。

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円65銭で引けた。
米6月ADP雇用統計が予想を下回ったため、一時ドル売りが強まった。しかしながら、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、FRBの「経済は非常に強く、暫定的な利上げが必要」との見解が再確認されたためドル買いが再燃した。


ニューヨーク原油先物8月限は反落、原油8月限終値は72.94ドル、マイナス1.20ドル。

5日発表された週間在庫統計で原油在庫が減少予想に反して124.5万バレル増加していたことが嫌気された。米国株高は支援材料となったが、在庫急増によって需給関係がひっ迫するとの見方はやや後退し、ポジション調整的な売りがやや活発となった。

ニューヨーク金先物8月限は反発、金8月限終値は1258.80ドル、プラス5.30ドル。

米中貿易摩擦激化に対する警戒感は消えていないが、ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことから、自律反発狙いの買いが入ったようだ。