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2月19日

投資被害について

ニューヨークダウ165ドル安、新型肺炎でアップル売上見通し未達へ

米国株式相場はまちまち

ダウ平均は165.89ドル安の29232.19、ナスダックは1.57ポイント高の9732.74で取引を終了した。アップルが新型コロナウイルスの影響で1-3月期の売上見通し未達を示唆し、売りが先行。長期金利の低下も嫌気されたものの、引けにかけて下げ幅を縮小し小動きとなった。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円88銭で取引終了

米国の2月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を大幅に上回り5月来で最高となったため、一時ドル買いが強まった。その後、新型肺炎の感染拡大が深刻化・長期化し、世界経済や企業の収益を圧迫するとの懸念で株式相場の下げ幅が拡大するに連れ、ドル買いは後退。リスク回避の円買いがやや強まった。


ニューヨーク原油先物3月限は横ばい、原油3月限終値は52.05ドル、0.00ドル

中国で新型コロナウイルスの感染拡大が収束していないことから石油需要が一段と減少する可能性があるほか、石油輸出国機構プラスの追加減産についてロシアが支持表明を引き続き見送っていることが重しとなった。

今月の共同技術委員会で石油輸出国機構プラスに対して日量60万バレルの追加減産が勧告されたが、ロシアは態度を明らかにしていない。石油輸出国機構加盟国はロシアの説得を試みており、ロシア政府は数日中に方針を開示すると発表している。また、露エネルギー省の高官は来月の石油輸出国機構プラスの会合は前倒しされることなく、従来の日程から変更がないとの見通しを示した。

ただ、米国が露石油大手ロスネフチの子会社などに制裁を開始し、場合によっては強化することを示唆したことで安値から切り返して引けた。ロスネフチがベネズエラのマドゥロ政権を支援したことが制裁の背景。米国はロスネフチ・トレーディングなどの米国内の資産を凍結する。ロスネフチはベネズエラに資金援助を行っているほか、ベネズエラ産原油の販路拡大を支援した。米国によると、制裁の対象となったロスネフチ・トレーディングはベネズエラ産原油の約70%を取り扱っている。


ニューヨーク金先物4月限は続伸、金4月限終値は1603.60ドル、17.20ドル高

2020年4月限は1月8日に1619.6ドルの高値をつけたが、高値は維持できず、1600ドルを大きく割り込んで引けた。18日は1600ドル台に再挑戦となり、終値で1600ドル台を維持した。ドル堅調のなかの高値更新となり、珍しい展開だった。17日の時間外取引も含んだ数字であるが、出来高は40万枚を超える大商いであった。