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8月4日

投資被害について

ニューヨークダウ236ドル高、供給管理協会製造業指数の改善を好感

米国株式相場は続伸

ダウ平均は236.08ドル高の26664.40ドル、ナスダックは157.52ポイント高の10902.80ポイントで取引を終了した。
政府の2兆ドル規模の追加財政策がいずれ成立するとの期待から、上昇して寄り付いた。7月供給管理協会製造業景況指数が予想以上の改善を示したほか、ハイテク株が引き続き牽引し、上げ幅を拡大する展開となった。ナスダック総合指数は過去最高値を更新。

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円95銭で引けた

米7月供給管理協会製造業景況指数が予想以上に改善し、2019年3月以来の水準を記録したことから、米景気見通しは改善しドル買いに拍車がかかった。その後、利食い売りでドルはやや伸び悩んだ。


ニューヨーク原油先物9月限は続伸、原油9月限終値は41.01ドル、0.74ドル高

世界的に新型コロナウイルスの流行は続いているなかでも、各国の企業景況感が上向いていることが相場を押し上げた。7月のドイツやユーロ圏の製造業購買担当者景気指数確報値は上方修正され、ユーロ圏の製造業購買担当者景気指数は51.8まで回復した。景気判断の分岐点である50を上回っている。米供給管理協会製造業景気指数は54.2まで上昇し、景気拡大を示す水準で改善を続けた。

ただ、世界的に石油需要は回復を続けているものの、コロナショックで積み上がった過剰在庫が取り崩されるのか不透明。石油の消費大国である米国やインドでは新型コロナウイルスの流行が収まっていない。4-6月期に大きく縮小した世界経済が7-9月期以降にどれだけ立ち直るのか見通せない。

石油輸出国機構加盟国を中心とした産油国が今月から減産目標を日量200万バレルほど縮小することは重し。目標を遵守してこなかった産油国が穴埋めで減産することから日量200万バレルの増産にはならない見通しだが、市場が容易に吸収できるとはみられていない。


ニューヨーク金先物12月限は上昇一服、金12月限終値は1986.30ドル、0.40ドル高

米議会で追加経済対策の協議が難航し、月末で米失業給付上乗せが失効したことが支援要因となり、一代高値2009.5ドルを付けた。ただ米国債の利回りが上昇したことや米供給管理協会製造業景気指数の上昇からドル高に振れたことが上値を抑える要因になった。