10月13日
投資被害について
ニューヨークダウ250ドル高、ハイテク株の上昇が後押し
米国株式相場は続伸
ダウ平均は250.62ドル高の28837.52ドル、ナスダックは296.32ポイント高の11876.26ポイントで取引を終了した。
大統領選挙の世論調査で、民主党バイデン候補の勝率上昇を背景に、大規模な経済対策への期待が強まり上昇して寄り付いた。アップルやアマゾンのイベントを控えてハイテク株の急伸も後押しし引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円34銭で引けた
米追加経済対策への期待で安全逃避的なドル買いは縮小した。
ニューヨーク原油先物11月限は続落、原油11月限終値は39.43ドル、1.17ドル安
ノルウェーのストライキが終結したことやリビアの増産が重し。ノルウェーでは給与をめぐる調停協議が終了し、生産量は従来の水準へ回復する。
リビアでは内戦の影響で封鎖されていたシャララ油田の不可抗力条項が解除され、生産が再開する。全体の生産量は日量35万5000バレルまで増加する見通し。リビア最大規模であるシャララ油田の当初の生産量は日量4万バレル。封鎖前のシャララ油田の生産量は日量30万バレルだった。石油輸出国機構に加盟しているリビアには生産枠が課されておらず、生産量に上限はない。
世界的に新型コロナウイルスが再流行していることは重し。都市封鎖の再開や、経済的な制限を延長によって石油需要は下振れする見通し。北半球の冬場にかけて流行がさらに強まることが警戒されている。
ニューヨーク金先物12月限は小幅高、金12月限終値は1928.90ドル、2.70ドル高
米大統領選でバイデン元副大統領が勝利するとの見方から、リスク選好の株高となるなか、押し目を買われた。ただコロンブスデーで債券・為替市場が休場となるなか、ドルが買い戻されたことに上値を抑えられた。