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1月21日

投資被害について

ニューヨークダウ257ドル高、バイデン新政権への期待

米国株式相場は続伸

ダウ平均は257.86ドル高の31188.38ドル、ナスダックは260.07ポイント高の13457.25ポイントで取引を終了した。
第46代大統領にバイデン氏が宣誓就任し、新政権への期待に寄り付きから上昇。大規模財政策が景気回復や企業の業績拡大を支援するとの期待も強まり引けにかけては上げ幅を拡大し、株式総合指数は史上最高値を更新して終了した。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円55銭で引けた

米1月住宅産業協会住宅市場指数は予想外に低下し、債券利回りは低下に転じたことでドル売り・円買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物3月限は強含み、原油3月限終値は53.31ドル、0.33ドル高

バイデン新政権の景気対策によってコロナ禍にある米経済が下支えされ、石油需要が底堅く推移することが期待されている。バイデン新大統領は来月にもインフラ投資を含んだ第2弾の景気対策案を発表する見通し。ただ、グリーン・エネルギー政策に重点が置かれることから、化石燃料は排他的な扱いを受ける可能性が高く、石油企業にとって新政権の動きは不透明。

新型コロナウイルスの変異種の流行に悩まされていた英国で、新規感染者数の伸びが鈍化していることは支援要因。今月8日をピークに感染拡大がやや落ち着いている。米国でも一日あたりの感染者数はピークアウトしつつあるものの、伸びとしては依然として高水準。

主要な米株価指数が過去最高値を更新したことは原油市場にとっても追い風。新型コロナウイルスの感染状況次第で各国中銀は量的緩和のペースを調整する可能性があるものの、政策金利は数年間に渡って超低水準で維持される見通しであることから流動性相場が続くと期待されている。


ニューヨーク金先物2月限は続伸、金2月限終値は1866.50ドル、26.30ドル高

バイデン氏が米大統領に就任するなか、ドル安に振れたことが支援要因になった。イエレン米財務長官が積極財政の方針を示しており、リスク選好のドル安・株高となった。