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3月23日

投資被害について

ニューヨークダウ103ドル高、長期金利の低下で投資家心理が改善

米国株式市場は上昇

ダウ平均は103.23ドル高の32731.20ドル、ナスダックは162.31ポイント高の13377.54で取引を終了した。
予想を下回った2月中古住宅販売件数やシカゴ連銀全米活動指数を嫌気し寄り付き後、下落。しかし、長期金利の低下を受けたハイテク株の上昇に支えられ、ダウも上昇に転じた。さらに、バイデン政権が最大3兆ドル規模の大型公共投資を検討していると報じられると景気回復への期待が一段と強まり、引けにかけて上げ幅を拡大。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円84銭で引けた

2月米中古住宅販売件数は予想以上に減少したほか、2月シカゴ連銀全米活動指数は予想外のマイナスに落ち込んだため、米国債利回りの低下に伴い、ドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物5月限は小幅高、原油5月限終値は61.56ドル、0.12ドル高

先週急落した反動で戻りが続いたものの、各国で新型コロナウイルスが再流行していることが上値を抑えた。ワクチン接種の拡大によって主要国の流行が沈静化に向かい、年後半にかけて石油需要が回復すると期待されている反面、欧州のロックダウンで足元の需要は弱含んでいる。

フランスやイタリア、ドイツなど欧州連合の中核国では新型コロナウイルスの再流行が強まっており、フランスのパリなどでは3度目となる外出制限が始まっている。世界第3位の石油消費国であるインドの感染拡大も顕著。ただ、ワクチン接種で先頭集団にある米国や英国で流行の悪化はみられない。

バイデン米政権によるインフラ投資などを中心とした第2弾の景気対策が3兆ドル規模になると伝わったことに対する反応は限定的。同政権のスタッフがバイデン米大統領に提案するために準備を進めているという。米ニューヨーク・タイムズが伝えた。


ニューヨーク金先物4月限は小幅安、金4月限終値は1738.10ドル、3.60ドル安

欧州の景気の先行き懸念によるリスク回避の動きが圧迫要因になった。ラガルド欧州中央銀行総裁は、新型コロナウイルスを巡る先行き不透明性がユーロ圏経済の見通しの重しになっているとの見解を示した。ただ米国債の利回り上昇に対する見方が一服し、ドル安に振れたことが下支えとなった。