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4月22日

投資被害について

ニューヨークダウ316ドル高、根強い景気回復期待

ダウ平均は316.01ドル高の34137.31ドル、ナスダックは163.95ポイント高の13950.22で取引を終了した。
新型コロナウイルス変異種感染拡大を受けて、国務省が100カ国近くを渡航禁止国に指定したため経済活動の再開が抑制されるとの懸念に、下落して寄り付いた。しかし、押し目からは回復期待を受けた買いも強く上昇に転じたあと、引けにかけて上げ幅を拡大。


21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円08銭で引けた

新型コロナウイルス変異株感染拡大を受けて米国務省は、英国、カナダ、フランス、ドイツなど100カ国近くを渡航禁止国に指定し、世界経済の回復鈍化への懸念が高まったことから、リスク回避のドル売り・円買いが観測された。その後、カナダ中央銀行が金融緩和策の縮小を発表したことから、景気回復への期待が浮上し、ドル買いやリスク先行の円売りも観測された。


ニューヨーク原油先物6月限は続落、原油6月限終値は61.35ドル、1.32ドル安

世界第3位の石油消費国であるインドで新型コロナウイルスの感染者数が一段と拡大していることや、米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫が増加したことが重しとなった。インドでは感染者数だけでなく、死者数も急拡大している。

米エネルギー情報局週報で石油製品需要は前週比で日量156万6000バレル減の同1876万2000バレルと増加は続かなかった。製油所稼働率は前週比横ばいの85.0%で、回復が一巡した。ただ、ガソリン需要は前週比で日量16万バレル増の同910万4000バレルまで一段と増加した。昨年8月以来の高水準に迫っている。

来週の産油国会合を控えた思惑は見られず。サウジアラビアやロシアを中心とした石油輸出国機構プラスは前回の会合で段階的な増産を決定しており、調節は見送られる見通し。ロシアのノバク副首相は大きな政策の変更はないとの認識を示した。生産計画を確認するか、あるいは微調整する会合になるもよう。


ニューヨーク金先物6月限は続伸、金6月限終値は1793.10ドル、14.70ドル高

カナダ銀行は政策金利の据え置きを決定したが、経済の需給の緩みの吸収は2022年下半期になるとの見方を示し、来年にも利上げに踏み切る可能性を示した。カナダドル主導でドル安に振れ、金の支援要因になった。