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2月3日

投資被害について

ニューヨークダウ224ドル高、主要企業決算を好感

米国株式市場は続伸

ダウ平均は224.09ドル高の35629.33ドル、ナスダックは71.55ポイント高の14417.55で取引を終了した。
昨日引け後に発表された検索大手グーグルを運営するアルファベットの好決算で投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。その後、1月の民間雇用統計が予想外の減少となったため景気回復懸念に一時下落に転じる局面もあった。しかし、強い企業決算への期待に再び上昇し、引けにかけて上げ幅を拡大。

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円43銭で引けた

民間の雇用者数を示す1月ADP雇用統計は予想外に減少し、パンデミックが発生した20年4月来で最低となったため、持続的な景気回復への期待は後退し、一時ドル売りが強まった。


ニューヨーク原油先物3月限は下げ渋り、原油3月限終値は88.26ドル、0.06ドル高

供給不足見通しを背景に上伸する場面はあったものの、上値では利益確定の売りが入った。先週後半から上値を試しては押し戻される展開が続いている。

石油輸出国機構プラスは閣僚会合で3月も日量40万バレルほど生産枠を拡大することで合意したが、一部の産油国は増産目標を履行できておらず、供給不足の背景となっている。次回の会合は3月2日に行われる。

米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫が取り崩されたことは支援要因。原油生産量は日量1150万バレルと2週連続で減少した。ただ、製油所稼働率も86.7%と低下を続けている。石油製品需要は日量2141万バレルと堅調だった。

1月の米ADP雇用者数が市場予想に反して減少したことは重し。新型コロナウイルスのオミクロン株が雇用を圧迫している可能性が高く、雇用回復が腰折れするリスクが意識された。ただ、米国で感染拡大はピークアウトしつつあり、オミクロン株の影響は一時的であるとみられている。


ニューヨーク金先物4月限は小幅高、金4月限終値は1810.30ドル、8.80ドル高

1月のユーロ圏消費者物価指数速報値が過去最大の伸びとなったことや、全米雇用報告で民間部門雇用者数が予想外に減少したことを受け、ドル安に振れたことが支援要因になった。民間部門雇用者数は30万1000人減と、市場予想の20万7000人増に反して減少した。新型コロナウイルスの感染再拡大が影響した。