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5月19日

投資被害について

ニューヨークダウ1164ドル安、小売決算が予想外に大幅悪化

米国株式市場は反落

ダウ平均は1164.52ドル安の31490.07ドル、ナスダックは566.36ポイント安の11418.16で取引を終了した。
パンデミック時には好調だった小売りのウォールマートやターゲットの決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化し、寄り付き後、下落。高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移。引けにかけて、下落幅を拡大した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円19銭で引けた

米4月住宅着工件数が予想を下回ったほか、高インフレや連邦準備制度理事会の急速な引き締めにより景気後退入り懸念が強まり、米国債利回りが低下に転じたためドル売りに拍車がかかったほか、リスク回避の円買いも強まった。


ニューヨーク原油先物6月限は続落、原油6月限終値は109.59ドル、2.81ドル安

インフレ高進を背景に主要な米株価指数が大幅安となったことが重し。米連邦準備制度理事会が政策金利をどこまで引き上げるのか警戒されているなかで、主要国の景気見通しは悪化しており、石油の需要見通しも不透明。価格高騰で伸び悩んでいる石油製品需要が景気悪化でさらに弱含むリスクがある。

米エネルギー情報局が発表した週報で、石油製品需要は日量1966万1000バレルと、日量2000万バレルの節目を引き続き下回った。ドライブシーズンが本格化する時期を控え、ガソリン需要が日量902万7000バレルと2月以来に日量900万バレルを上回ったが、全体としては依然低調だった。

米エネルギー情報局週報で製油所稼働率は91.8%まで上昇。ガソリンの需要期を控えて生産が拡大している。ガソリン在庫は2億2018万9000バレルまで減少し、過去5年のレンジ下限を下抜けて取り崩しが続いている。


ニューヨーク金先物6月限は小幅安、金6月限終値は1815.90ドル、3.00ドル安

英国やユーロ圏の消費者物価指数上昇を受けてインフレ懸念が強い。ただポンドが急落し、ドル高に振れた。一方、米株価は小売株の売りが目立つなか、夏の停電リスクが指摘されたことを受けて急落した。米連邦準備制度理事会の大幅利上げ見通しを受けて金上場投資信託から投資資金が流出しており、換金売りが進むと、圧迫要因になる。