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8月4日

投資被害について

米国株式市場は続落、長期金利の上昇を警戒

ダウ平均は66.63ドル安の35,215.89ドル、ナスダックは13.73ポイント安の13,959.71で取引を終了した。
長期金利の上昇を警戒して売りが先行。7月供給管理協会非製造業景況指数やサービス業購買担当者景気指数が予想を下回ったことも売り材料となり軟調に推移した。一方、雇用統計や主要ハイテク企業の決算を控えた様子見ムードも強く下値は限定的だった。中盤には一時プラス圏に回復する場面もあったが戻り売り圧力も強く小幅安で終了した。

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円53銭で引けた

先週分新規失業保険申請件数が予想以上に増加したほか、米7月供給管理協会非製造業景況指数や7月サービス業購買担当者景気指数改定値が予想を下回ったためドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物9月限は反発、原油9月限終値は81.55ドル、2.06ドル高

すでに予想されていたものの、サウジアラビアが現在実施中の日量100万バレルの自主減産を9月も延長することを発表したことで、前日の下げ幅を取り戻す急伸となった。上昇場面では今週の米石油協会や米エネルギー情報局の週報での原油在庫の急減が蒸し返された。なおその後ロシアが9月の同国の原油輸出を日量30万バレル削減すると発表したことでさらに買い意欲が強まった。

9月限は、アジアの時間帯の時間外取引では79ドル台後半のもみ合いで推移。欧州の時間帯には79ドル台を割り込んだが、そこで付けた78.69ドルがこの日の安値となりその後は反発。とくに米国の時間帯に上げ足を加速して、一気に81ドル台に乗せた。82ドル台には届かなかったが、高値は81.86ドルまであった。

すでに広く予想されていたが、サウジアラビアの国営サウジ通信がこの日、同国が7月から実施している日量100万バレルの自主減産を9月も実施することを明らかにした。

またロシアのノバク副首相はこの日、現在日量50万バレル削減している同国の原油輸出を9月に日量30万バレル削減する予定であることを明らかにした。


ニューヨーク金先物12月限は小幅続落、金12月限終値は1968.80ドル、6.20ドル安

英中銀が利上げを決定したが、ポンドが下落し、金に手じまい売りが出た。一方7月の米供給管理協会非製造業総合指数が予想以上に低下しドル安が下支えになったが、労働市場の堅調に対する見方もあり、戻りは売られた。