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9月19日

投資被害について

ニューヨークダウは6ドル高、連邦公開市場委員会控え調整色強まる

米国株式市場は小幅反発
ダウ平均は6.06ドル高の34,624.30ドル、ナスダックは1.90ポイント高の13,710.24で取引を終了した。
連邦公開市場委員会を控えた調整に、寄り付き後まちまち。原油高に加えて、9月住宅市場指数が予想以上に低下するなど成長減速懸念も強まり、一時下落に転じた。ただ長期金利が低下に転じたため、下落も限定的となり終盤にかけてプラス圏を回復。ただ連邦公開市場委員会待ちで様子見気配が強く、さらに先週末に続き今週末もユダヤ教の祭日を控え参加者も限定的で動意が乏しく、上値も抑制され小幅高で終了した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円61銭で引けた

連邦公開市場委員会を控え金利上昇に伴うドル買いが優勢となったのち、米9月ニューヨーク連銀サービス業活動がマイナスに落ち込んだほか、9月NAHB住宅市場指数も予想以上に悪化し、5カ月ぶり低水準となったため9月連邦公開市場委員会での利上げ見送りを正当化するとの見方に金利が低下に転じドル買いも後退。


ニューヨーク原油先物11月限は強含み、原油11月限終値は90.58ドル、0.56ドル高

世界的に石油需要が堅調である一方、石油輸出国機構プラスの減産が続くことから供給不足が見通されている。サウジアラビアとロシアは日量130万バレルの供給制限を年内継続する。

米シェールオイル生産の拡大が一巡していることも支援要因。米エネルギー情報局の掘削生産性報告によると、世界最大のシェールオイルの生産地である米パーミアン盆地では生産量が10月に日量577万3000バレルまで減少する見通し。減少は4ヶ月連続となる公算。10月の米シェールオイル生産量見通しは日量939万3000バレルまで減少し、全体としても増加傾向が一服すると想定されている。

今週の米連邦公開市場委員会を控えた模様眺めムードは限定的。米追加利上げは見送られ、金融引き締めの継続による景気悪化懸念は高まらないとみられている。


ニューヨーク金先物12月限は強含み、金12月限終値は1953.40ドル、7.20ドル高

欧州中央銀行理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は、先週の利上げが最後の可能性があるものの、来年3月まで物価動向を見極める必要があり、追加利上げの可能性は排除できないと述べた。今週の米連邦公開市場委員会では金利据え置きが見込まれており、ユーロが買い戻されたことが支援要因になった。