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11月7日

投資被害について

ニューヨークダウは34ドル高、利上げ終了期待が下支え

米国株式市場は小幅続伸
ダウ平均は34.54ドル高の34,095.86ドル、ナスダックは40.50ポイント高の13,518.78で取引を終了した。
連邦準備制度理事会の利上げサイクル終了期待を受けた買いが続き寄り付き後上昇。先週の大幅な金利低下の反動で長期金利が上昇したため一時売りに転じたが、ピーク金利観測は根強く終日底堅く推移した。さらに米中首脳会談の開催を控え、イエレン財務長官と何中国副首相が今週会談を開催することが明らかになり中国との関係修復期待も下支え要因となり、小幅続伸で終了。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円00銭で引けた

連邦準備制度理事会の利上げサイクル終了観測に伴うドル売りが一段落。長期金利が上昇に転じ、ドル買いが再開した。


ニューヨーク原油先物12月限は小幅高、原油12月限終値は80.82ドル、0.31ドル高

サウジアラビアやロシアが年末にかけて自主的な供給制限を継続すると再確認したことが相場を支えた。サウジは日量100万バレルの減産を、ロシアは日量30万バレルの輸出制限を年内継続する。例年、需給が緩む1-3月期にかけて供給制限を継続するとみられていることも支援要因。

7日に中国貿易収支の発表を控えていることは重し。中国ドル建て輸出は5ヶ月連続で、輸入は7ヶ月連続で前年割れとなっており、今回も低調な結果が想定されている。
世界のサプライチェーンの中心である中国の輸出入の低迷は世界的な景気悪化を示唆する。

先週末にかけて急低下した米国債利回りが急上昇するなど、不安定な値動きが続いていることは懸念要因。米長期債利回りは13ベーシスポイント程度上げて4.66%付近となり、先週金曜日の低下幅をほぼ帳消しにした。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1988.60ドル、10.60ドル安

イスラエルのガザ攻撃が続いているが、中東の紛争拡大が抑制されたこと受けて軟調となった。また米国債の利回りが上昇したことも圧迫要因になった。米連邦準備制度理事会の利上げ停止見通しを受けて米国債の利回りが低下したが利下げは来年半ばとみられており、週明けに再び上昇した。