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12月28日

投資被害について

ニューヨークダウは111ドル高、早期利下げ期待高まる

米国株式市場は続伸
ダウ平均は111.19ドル高の37,656.52ドル、ナスダックは24.60ポイント高の15,099.18で取引を終了した。
高値警戒感に寄り付き後、まちまち。その後、連邦準備制度理事会の早期利下げを織り込み、長期金利が大幅に低下すると買いが先行した。金利先安観にハイテクも買われ、終日底堅く推移。5年債入札が強い結果となると金利が一段と低下し再び買いの勢いが強まった。高値付近で売り買い交錯したのち終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し終了。

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は141円81銭で引けた

米連邦準備制度理事会の最速で来年3月の利下げ開始を織り込んだほか、5年債入札が強く長期金利低下に伴うドル売りが加速した。


ニューヨーク原油先物2月限は反落、原油2月限終値は74.11ドル、1.46ドル安

イエメンのアンサール・アッラーが紅海でイスラエルが関与する商船に対する妨害行為を継続している一方、海運大手マースクが数十隻のコンテナ船を紅海やスエズ運河を通過させることを計画していると発表しており、警戒感が後退している。
仏海運大手CMA CGMも紅海を経由した航行を再開する方向にある。

ガザ攻撃を続けるイスラエルの軍事行動が長期化する余地があることは中東の不透明要因。イスラエル軍の当局者は軍事行動が何ヶ月も必要となる可能性を指摘した。ガザ地区の死者数は2万人を上回って増え続けているが、停戦は視野にない。

来年、米連邦準備制度理事会が利下げを開始するとみられていることは支援要因。早ければ3月にも利下げが始まる可能性が意識されている。米金融政策見通しを反映しやすい米2年債利回りは5月以来の低水準となったほか、ドルインデックスは7月以来の安値を更新。


ニューヨーク金先物2月限は続伸、金2月限終値は2093.1ドル、23.3ドル高

米連邦準備制度理事会の利下げ期待や米国債の利回り低下が支援要因になった。欧州中央銀行の利下げ期待も強くユーロ圏債券の利回りが低下するなか、7月19日以来の低水準となる米10年債利回りは3.79%を付けた。