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6月21日

投資被害について


NY株式:ダウは129ドル高。
ニューヨークダウ
終値 :17804.87  前日比:+129.71
始値 :17736.87  高値 :17946.36  安値 :17736.87

20日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は129.71ドル高の17804.87、ナスダックは36.88ポイント高の4837.21で取引を終了した。イギリスのEU離脱を巡る最新の世論調査で残留支持が優勢となった事を好感して、終日堅調推移となった。
21-22日にかけてイエレンFRB議長が上下両院で議会証言を行う。先日のFOMCを受けて年内利上げの可能性が大きく後退するなか、年内の利上げを1回と予想する当局者も増えており、今後の利上げ方針に対してどのような見方を示すかが注目される。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円65銭から103円79銭まで下落し、103円95銭で引けた。イギリスのEU離脱に関する世論調査でEU残留支持が再び優勢になったことを好感して、一時リスク回避の円買いは一服した。しかし、完全に払しょくすることはできず、引けにかけ円買いが強まった。米利上げペースは大幅に鈍化するとの懸念もドルの上値を抑えたようだ。

ニューヨーク原油は続伸、7月限終値:49.37ドルで1.39ドル高。48.94ドルから取引を開始し、取引終了間際に49.42ドルまで上昇した。イギリスのEU離脱懸念が後退したことでドル建てで取引される原油をはじめコモディティは総じて上昇した。 どちらにしても、23日のイギリス国民投票の結果を確認しないことには、買いは続かないとの公算が大きい。

ニューヨーク金は続落、8月限終値:1292.10で2.7ドル安。終始マイナス圏での推移となった。残留派の英国会議員射殺事件で、残留派、離脱派ともに積極的な活動を自粛。冷静さを取り戻したことなどが影響し過度な警戒感は後退へ。安全資産の金はさえない展開となった。