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8月18日

投資被害について


NY株式:ダウは21ドル高
NYダウ  終値 :18573.94  前日比:+21.92
     始値 :18537.09  高値 :18582.35  安値 :18468.68
17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は21.92ドル高の18573.94、ナスダックは1.55ポイント高の5228.66で取引を終了した。主要小売決算が嫌気されて売りが先行。FOMC議事録の発表を見極めたいとの思惑から午後にかけて下げ幅を縮小した。FOMC議事録では一部のメンバーが早期の利上げを支持した一方で、経済成長、雇用やインフレ率の改善を引き続き見極める必要があるとの合意に達したことが明らかとなった。早ければ来月のFOMCでの利上げも意識され上値は限られたものの、引けにかけて緩やかに上昇する展開となった。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、100円25銭で、ユーロ・ドルは、1.1292で、ユーロ・円は、113円54銭から112円83銭へ下落。株式、原油相場動向に連動し一時リスク回避の円買いが強まった。

ニューヨーク原油は5日続伸、9月限終値は46.79ドル、プラス0.21ドル。米エネルギー情報局が発表した週間の石油在庫統計では、原油とガソリンの在庫が減少。需給バランスの緩みが解消に向かっていることを材料にしっかりとした展開となった。また、7月の米FOMC議事要旨発表後、為替市場でドルが主要通貨に対してやや弱含んだことから、東京時間18日3時28分には46.95ドルまで上昇している。
米国の原油生産が2015年5月以来最大の伸びを示した。シェール層のリグ(掘削装置)稼働数が回復したためだ。米エネルギー情報局によれば、原油生産は12日終了週に日量15万2000バレル増えた。生産は15年6月に達した約40年ぶりの高水準である日量961万バレルからは減少している。
日足チャートでは、200日移動平均線レベルからの反発で、50日移動平均線を上抜いている。ただ、出来高はさほど膨らんでいないことから、反発のエネルギーは小さいとの見方。
ニューヨーク金は反落、12月限終値は1348.80ドル、マイナス8.10ドル。為替市場でドルが主要通貨に対してやや強含んだことから下落した。ただ、7月の米FOMC議事要旨が公表されると、一時1340.50ドルまで下げ幅を拡大する場面も見られたが、利上げをめぐって意見が対立していることが嫌気されてドルが弱含み、金は時間外取引で下げ幅をじりじりと縮小した。
日足チャートでは、7月6日の年初来高値1384.40ドル手前でのもみ合いとなっている。50日移動平均線が目先のサポートラインとして意識されよう。