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9月7日

投資被害について


NY株式:ダウは46ドル高
NYダウ  終値 :18538.12  前日比:+46.16
     始値 :18493.40  高値 :18551.54  安値 :18450.32

6日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は46.16ドル高の18538.12、ナスダックは26.01ポイント高の5275.91で取引を終了した。先週の雇用統計を受けた追加利上げ観測の後退が好感され、買いが先行。しかし、8月ISM非製造業景況指数が予想を下振れたことで一時下落に転じた。複数の買収観測が好感されたものの、複数の連銀高官が利上げに積極的な発言を行っており、上値も限られた。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円02銭で、ユーロ・ドルは、1.1255ドルで引けた。一方、ユーロ・円は円買いが優勢になり、115円42銭から114円71銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.3342ドルから1.3445ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9799フランから0.9693フランまで下落した。

ニューヨーク原油は続伸、10月限終値:44.83ドル、プラス0.39ドル。サウジアラビアとロシアが前日、原油価格安定に協調的な姿勢を示したが、サウジのファリハ・エネルギー相が「現時点で増産凍結の必要はない」と述べたことで原油の先高観が後退、売りが先行した。
しかしながら、米エネルギー情報会社のジェンスケープのデータから、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの先週分在庫が減少との観測。また、ドルが全面安となり割安感が強まったことで、その後原油の買いが盛り返し、上昇に転じた。
みずほセキュリティーズUSAの先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「国際的なベンチマークであるブレントが先行しているのは納得が行く」と述べた。

ニューヨーク金は続伸、12月限終値は1354.00ドル、プラス27.30ドル。1335.10ドルから1354.50ドルまで上昇した。この日発表の米国の8月ISM非製造業景況指数が6年半ぶりの低水準に落ち込み、8月労働市場情勢指数も予想外のマイナスとなったことから、米FRBの早期利上げ観測が後退して金の買い安心感が広がった。
また、米国債利回りが低下して、ドルが全面安になったことから、割安感による金の買いも強まった。