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ニューヨーク市況 9月19日

投資被害について


NY株式:ダウは3ドル安
NYダウ 終値 :18120.17 前日比:-3.63
    始値 :18154.82 高値 :18254.88  安値 :18093.05
19日の米国株式相場は下落。ダウ平均は3.63ドル安の18120.17、ナスダックは9.54ポイント安の5235.03で取引を終了した。9月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、先週の軟調な経済指標を受けた利上げ観測の後退から堅調推移となったが、明日から開催される連邦公開市場委員会の結果発表を見極めたいとの思惑から、引けにかけて上げ幅を縮小した。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円93銭で、ユーロ・ドルは、1.1174ドルで引けた。ポンド・ドルは、1.3091ドルへ上昇後、1.3020ドルへ下落。英金利見通しを巡る思惑でポンド売りの興味は大きく低下しなかったようだ。ドル・スイスは、0.9817フランから0.9783フランまで下落した。

ニューヨーク原油は反発、10月限終値は43.30ドル、プラス0.27ドル。リビアの原油積み出しが武装勢力との衝突で停止されたことから、需給悪化への警戒感が後退し買われた。26-28日にアルジェリアで開催する予定の石油輸出国機構の非公式会合では、市場安定に向けた話が出ないとのコメントが一部で伝わったことから上値は重くなった。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「FOMCを控えて落ち着かない値動きとなっている。FOMCはこれまでドル相場に大きく影響してきたからだ」と指摘。「石油輸出国機構関連のコメントもいろいろ出ている。こうしたコメントをことさら重視する投資家もいる」と述べた。

日足チャートでは、50日移動平均線と200日移動平均線に挟まれたレンジで推移している。安値43ドルレベルを下回ると、200日移動平均線が位置する40.9ドル水準が意識される。

ニューヨーク金は反発、12月限終値は1317.80ドル、プラス7.60ドル。ドルが主要通貨に対してやや弱含んだことからしっかりとした展開となった。

テクニカル面では、50日移動平均線が上値抵抗ラインとして意識されている。100日移動平均線で下げ止まっているが、9月1日の安値1305.50ドルを割り込むと調整局面が強まろう。