ニューヨーク市況 11月16日
投資被害について
NY株式:ダウは54ドル安NYダウ 終値 :18868.14 前日比:-54.92
始値 :18909.85 高値 :18909.85 安値 :18825.89
16日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は54.92ドル安の18868.14、ナスダックは18.96ポイント高の5294.58で取引を終了した。
昨日に引き続き「トランプ銘柄」に利益確定の売りが先行。10月生産者物価指数や鉱工業生産が予想を下振れたほか、為替相場でドル高が進行したことが嫌気される一方で、ハイテク・セクターへの買い戻しが広がり、小動きとなった。
ソフトウェアのマイクロソフトは、ビジネス向けSNSのリンクトインの買収を巡って顧客管理ソフトなどのセールス・フォースが、欧州連合に対し調査を要請している問題で、当局に対して譲歩案を提出したことが好感され、買われた。
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円08銭で、ユーロ・ドルは、1.0692ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測にユーロ売り・ドル買いが継続。ユーロ・円は、117円28銭から116円52銭まで下落した。
ニューヨーク原油は反落、12月限終値は45.57ドル、マイナス0.24ドル。
米エネルギー情報局が発表した週間の在庫統計で、11日時点の原油在庫が市場予想を上回るペースで増加した。ガソリンなど石油製品の在庫も総じて前週比で増加したことで需給面の緩みが嫌気された。
トラディション・エナジーのシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は「原油在庫がこれほど大きく積み上がったのだから、もっと売りが出てもよかったはずだ」と話す。「OPECが月末に何らかの合意にこぎ着けるとの感触があるため、売りにはリスクが伴う」と述べた。
一方、ロシアのノバク・エネルギー相が石油輸出国機構による「いかなる決定も支持する」とコメントしたと伝わったことで、OPEC総会への減産合意期待が下支えとなった。
日足チャートでは、200日移動平均線(43.6ドル水準)からの反発で、100日移動平均線まで値を戻している。月末のOPEC総会に向けては、産油国関係者のコメントなどに振らされやすい状況が続くとの見方。
ニューヨーク金は小幅反落、12月限終値は1223.90ドル、マイナス0.60ドル。
ドル高基調が一服。米国株式市場も高安まちまちとなったことから、金も小動き推移となった。なお、市場では、SPDRゴールド・シェアーズから今月5億ドルの資金が流出したと伝わっている。
テクニカル面では、50日移動平均線が下を向いており、200日移動平均線を割り込む公算が大きい。昨年12月を起点とした緩やか上昇トレンドは、トランプ次期大統領の誕生によって一巡したと見られる。
商品先物取引には厳格なルール(金融商品取引法)がありますが、担当営業マンによっては
1、オーバートークや取引を終了させない、
2、また事実上は営業マンの言う通りの取引、
3、間違いないと勘違いさせるような話し方などがあります。
4、さらに手数料目当ての悪質性の高い取引手法として、「両建て」。
5、申込用紙(口座設定申込書)の年収、預貯金、投資可能金額のどれか一つでも違う数字、多めの数字を記入させる。
以上の点に一つでも該当される方は、先物取引被害の可能性がありますので注意して下さい。 先物取引被害と思わずに「自己責任」と考えている方、最終的には自分が納得したので仕方ないと思われている方、損したお金のすべての責任が委託者(お客様)にあるのか、先物会社と営業マンには全く責任はないのかについて確認すべきです、過失相殺の可能性も十分に考えられます。
損金なのか、被害金なのか、専門家に相談することを勧めます。 本当に精通している専門家ならば、取引継続中に方には「録音テープ」を撮ることを必ず言います、すでに終了している方には、先物会社へ取引履歴の開示請求をして「法定帳簿」を精査してから、引き受ける、引き受けない(諦める)の判断をしますので確認してから依頼して下さい。