ニューヨーク市況 12月1日
投資被害について
NY株式:ダウは68ドル高NYダウ 終値:19191.93 前日比:+68.35
始値:19149.20 高値:19214.30 安値:19138.79
1日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は68.35ドル高の19191.93、ナスダックは72.57ポイント安の5251.11で取引を終了した。
原油相場が続伸したことを受けて、買いが先行。週間新規失業保険申請件数が予想より増加した一方で、11月ISM製造業景況指数が5ヵ月ぶりの高水準となったが、明日の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から相場への影響は限定的だった。
明日の雇用統計では、失業率は4.9%増、非農業雇用者数は前月比18万人増が予想されており、大きく予想を下回らない限り、12月の利上げを確実視する向きが優勢となるだろう。
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円10銭で、ユーロ・ドルは、1.0661ドルで引けた。ユーロ・円は、121円26銭へ下落後、121円80銭まで上昇。NYダウの上昇に連れたリスク選好の円売りが継続した。
ニューヨーク原油は大幅続伸、1月限終値は51.06ドル、プラス1.62ドル。
石油輸出国機構非加盟国であるロシアのノバグ・エネルギー相は、OPEC減産合意に対して、「ロシアの全ての石油企業が産油量を減らすはず」とコメントしたもよう。加盟国だけではなく非加盟国ロシアの賛同を得られたことを市場は好感。50ドル台での推移となった。
ESAIエナジーのマネジングディレクター、サラ・エマーソン氏は「減産合意には本当に感心させられた」と話す。「減産幅は予想より大きかったし、イランとイラクにそれぞれの形で参加させることに成功した。この事実は来年下期の市場で極めて強い材料になるだろう」と述べた。
日足チャートでは、50日移動平均線を上抜け、10月27日以来となる50ドル台を回復している。年初来高値51.93ドルに迫る格好に。
ニューヨーク金は3日続落、2月限終値は1169.40ドル、マイナス4.50ドル。
石油輸出国機構による減産合意を材料に原油価格は上昇。また、11月の米ISM製造業景気指数が5月月ぶりの高水準となるなど、米経済指標の良好な内容が続いており、金に資金が流入しにくい地合いが継続した。
テクニカル面では、1年に渡る緩やか上昇トレンドは、7月6日の1384.40ドルをピークに調整相場に転換している。サポートラインとして意識されていた1200ドルを割り込んだことから、下値模索の展開が継続。
先物被害なのか、自己責任なのか! 商品先物取引には厳格なルール(金融商品取引法)がありますが、担当営業マンによっては
1、オーバートークや取引を終了させない、
2、また事実上は営業マンの言う通りの取引、
3、間違いないと勘違いさせるような話し方などがあります。
4、さらに手数料目当ての悪質性の高い取引手法として、「両建て」。
5、申込用紙(口座設定申込書)の年収、預貯金、投資可能金額のどれか一つでも違う数字、多めの数字を記入させる。
以上の点に一つでも該当される方は、先物取引被害の可能性がありますので注意して下さい。 先物取引被害と思わずに「自己責任」と考えている方、最終的には自分が納得したので仕方ないと思われている方、損したお金のすべての責任が委託者(お客様)にあるのか、先物会社と営業マンには全く責任はないのかについて確認すべきです、過失相殺の可能性も十分に考えられます。
先物被害の可能性がある方は、精通している機関に相談して下さい。二次被害の可能性もあります。 本当に精通している専門家ならば、取引継続中に方には「録音テープ」を撮ることを必ず言います、すでに終了している方には、先物会社へ取引履歴の開示請求をして「法定帳簿」を精査してから、引き受ける、引き受けない(諦める)の判断をしますので確認してから依頼して下さい。