ニューヨーク市況 12月19日
投資被害について
NY株式:ダウは39ドル高NYダウ:終値:19883.06 前日比:39.65
始値:19836.66 高値 :19917.78 安値 :19832.95
19日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は39.65ドル高の19883.06、ナスダックは20.28ポイント高の5457.44で取引を終了した。
米景気拡大への期待を背景に投資家のリスク選好姿勢が強まっており、買いが先行。その後はイエレン議長の講演を午後に控えて上げ幅を縮小した。
講演でイエレン議長は労働市場が過去10年で最も堅調に推移しつつあるとの認識を示したものの、具体的な金融政策への言及はなく相場への影響は限られた。
一方で、トルコでのロシア大使の銃撃事件やドイツでのトラック突入事件を受けて、引けにかけて上げ幅をやや縮小する展開になった。
携帯端末のアップルは、欧州委員会がアイルランド政府によるの税制優遇は不当であるとして同社に130億ユーロを追徴課税するよう命じた問題で、EUの提訴に踏み切り、小幅上昇となった。
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、117円09銭で、ユーロ・ドルは、1.0402ドルで引けた。ドイツでのテロ報道でユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、122円35銭から121円68銭まで下落した。
ニューヨーク原油は続伸、1月限終値は52.12ドル、プラス0.22ドル。
トルコの首都アンカラで、ロシアのトルコ駐在大使が銃撃されて死亡する事件が発生。地政学リスクの高まりが意識されて原油価格は上昇した。 ただ、時間外では51ドル台とややマイナス圏で推移している。先週末に発表された掘削設備の稼動件数が増加していることから、米国でのシェール生産活発化が引き続き重しとなっている様子。
RBCキャピタル・マーケッツの商品ストラテジスト、マイケル・トラン氏(ニューヨーク在勤)は電話取材に対し、「OPEC合意についてはこれまで常に、サウジとOPECが約束を守り、合意を成功させるだろうと期待されてきた。合意順守の姿勢は非常にしっかりしている」と指摘。「これが相場の下値を支えている。すでに大量のショートが振るい落とされた」と述べた。
日足チャートでは、マドを伴う急騰後、長い上髭を残している。50ドル台での値固めを試す展開に。
ニューヨーク金は続伸、2月限終値は1142.70ドル、プラス5.30ドル。
急ピッチなドル高が一服したことから堅調推移となった。ただ、イエレンFRB議長の講演を受けて、17年の利上げに対する強気な姿勢があらためて意識されたことから、上値は重くなった。
テクニカル面では、7月6日の年初来高値1384.40ドルをピークに調整相場が続いている。心理的な節目である1150ドルを割り込み、2月1日以来の水準まで売られる展開に。下値模索の格好となっている。
先物被害なのか、自己責任なのか! 商品先物取引には厳格なルール(金融商品取引法)がありますが。 1、オーバートークや取引を終了させない、 2、また事実上は営業マンの言う通りの取引、 3、「間違いないと勘違いさせるような話し方」などがあります。 4、さらに手数料目当ての悪質性の高い取引手法として、「両建て」の勧誘。 5、申込用紙(口座設定申込書)の年収、預貯金、投資可能金額のどれか一つでも違う数字、多めの数字を記入させる。 以上の点に一つでも該当される方は、先物取引被害の可能性がありますので注意して下さい。 先物取引被害と思わずに「自己責任」と考えている方、最終的には自分が納得したので仕方ないと思われている方、損したお金のすべての責任が委託者(お客様)にあるのか、先物会社と営業マンには全く責任はないのかについて確認すべきです、過失相殺の可能性も十分に考えられます。 先物被害の可能性がある方は、精通している機関に相談して下さい。二次被害の可能性もあります。 本当に精通している専門家ならば、取引継続中に方には「録音テープ」を撮ることを必ず言います、すでに終了している方には、先物会社へ取引履歴の開示請求をして「法定帳簿」を精査してから、引き受ける、引き受けない(諦める)の判断をしますので確認してから依頼して下さい。