市況 1月30日
投資被害について
NY株式:ダウは122ドル安NYダウ 終値:19971.13 前日比:-122.65
始値:20028.62 高値:20028.62 安値:19870.39
30日の米国株式相場は下落。ダウ平均は122.65ドル安の19971.13、ナスダックは47.07ポイント安の5613.71で取引を終了した。
トランプ大統領が、難民受け入れの停止や中東及びアフリカの7カ国からの入国を一時制限する大統領令に署名したことが混乱を招き、欧州株が全面安。米国株も寄付き後から大幅下落となった。複数の主要企業が同大統領令に反発しているほか、全米で抗議デモも拡大しており、投資家心理の悪化から売りが広がった。
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円78銭で引けた。
ニューヨーク原油先物は続落、3月限終値は52.63ドル、マイナス0.54ドル。
先週末に発表された石油サービス会社ベーカー・ヒューズによる米国でのリグ稼動数増加が、引き続き嫌気されて売り優勢の展開となった。また、日本や欧米株が総じて下落したことも、積極的な投資を手控えさせる要因に。
トラディション・エナジーのシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「金曜日に発表されたリグ稼働数がまだ市場に効いているようだ」と話す。「890万バレルを超えている米国の原油生産は、リグ稼働数の増加でさらに伸びつつある。北米の生産、特に米国の生産がOPECの減産を部分的に相殺することになりそうだ」と述べた。
チャートでは、25日移動平均線レベルでもみ合っている。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げているが、昨年来高値55.24ドルの更新手前で上げ一服。
ニューヨーク金先物は5日ぶりに反発、4月限終値は1196.00ドル、プラス4.90ドル。
ドル指数は100.400水準で推移しており、為替市場ではドルは主要通貨に対して目立った動きはみられなかった。ただ、日本や欧米株が総じて下落したことが材料視されて、金は堅調推移となった。
日足チャートでは、25日移動平均線をサポートラインとして意識した格好に。トランプ政権に対する不透明感が、下支えとなりしっかりとした推移となる。
先物取引被害(4)
口座設定申込書には大目の数字が自筆で記載され、審査されます。ここで「管理部」と言う存在が登場します。営業マンからは「ハイ」と答えるように指示されます。「管理部」からはいくつかの質問があります。すべて審査に通るように返事をさせられて「管理部」との会話は終了します。
そして、この時の会話については「すべて録音」されています。そのことは営業マンも知っていてこの時点でも騙されることになります。 また、よほどのことがない限り最初の取引は「損失限定取引」になります。「損金はは限定されますのでリスクは少ないです。安心して下さい」などと言われます。本格的な先物被害の始まりです。