市況 2月2日
投資被害について
NY株式:ダウは6ドル安NYダウ 終値:19884.91 前日比:-6.03
始値:19858.34 高値:19922.75 安値:19831.09
2日の米国株式相場は下落。ダウ平均は6.03ドル安の19884.91、ナスダックは6.45ポイント安の5636.20で取引を終了した。
トランプ大統領がイランのミサイル実験を非難したほか、オーストラリア首相との電話会談を打ち切ったことで、強硬な外交手法への警戒感から、売りが先行。
昨日のFOMCでは利上げ見通しに対する言及がなく、米景気に楽観的な見方と政治・経済情勢への慎重な見方が交錯しており、明日の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から引けにかけて小動きとなった。
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円80銭で引けた。
米連邦準備制度理事会が連邦公開市場委員会で利上げを急がない方針を維持したため、早期利上げ観測が後退しドル売りが継続。
ニューヨーク原油先物は反落、3月限終値は53.54ドル、マイナス0.34ドル。
石油輸出国機構加盟国が順調に減産を進めていると報じられたことから、54.34ドルまで上昇する場面が見られた。ただ、米国の原油在庫の増加などが改めて意識されて上げ一服。じりじりと値を消す動きとなった。
チャートでは、25日移動平均線レベルでもみ合っている。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げていたが、昨年来高値55.24ドル更新手前で上げ一服。トランプ大統領による政権運営への警戒感などから上値は重くなっている。
ニューヨーク金先物は小幅反発、4月限終値は1219.40ドル、プラス1.10ドル。
ドル指数が100を割り込む水準で推移するなど、為替市場では、ドルが主要通貨に対して弱含む展開が続いた。金は割安感が意識されて堅調推移となったが、高値圏では利益確定の売りも入り上値は重くなった。
日足チャートでは、25日移動平均線をサポートラインに100日移動平均線上抜けを試す格好に。トランプ政権に対する不透明感が下支えとなり、堅調推移を予想する声が多くなっている。
先物取引被害(7)
先物被害の一番のポイントは営業マンの言う通りの取引になることです。営業マンは手数料稼ぎを一番に考えます、そのためにはお客様が取引の仕組みを理解できない早い時期に思い通りの取引に持ち込むことです。(これを実質的な一任売買と言います)
よくわからないから営業マンの言う通りにする、損していても「含み損」「雇用統計」「FOMC」「両建て」と言う言葉で上手くごまかされる。
被害金が増えれば増えるほど取引を終了することができなくなる、取引を終了してしまうと「損が確定する」。つまり、取り返すことができなくなり泣き寝入りしかなくなると思い込んでしまうからです。「泥沼」に入ってもがく感じですね。